あなたはブラックコーヒーが飲めますでしょうか?
私はずばり、飲めません!
知人や友人には好きで毎日飲んでいるなんて人もいるというのに、あの味、苦みというか酸っぱさというかなんとも言えないあの不味さ。
私にはあの液体の魅力が30代にして未だ分からないままです。
おいしいおいしいと言って飲んでいる人が本当においしいと思って飲んでいるのか不思議でなりません。
そんなブラックコーヒーが未だ苦手な私が

と思った話。
懸賞に応募してみた
特段、私が懸賞大好きという訳ではないのですが、ある日、Rootsとルバン三世のコラボ企画「消えたRoots金貨を追え」なるキャンペーンが目にとまり、妙に気になり応募してみることにしました。

というわけでもないのに、なぜ気になり応募までしたのか、今思えばこの行動が既に不思議。
はがきに諸々記載して応募する形ではなく、ネットの簡単入力でチャチャッと応募できたという点が大きかったのかもしれません。
そんな私は過去何かの懸賞に当たったことも無いので、今回も落選するだろうと特に期待もせずに応募。
こうして2ヶ月だか3ヶ月が過ぎていきました。
何かが当選した!
そんなある日、身に覚えのない大きめの、更に言えばちょっと怪しげなダンボールが家に届きます。
ダンボールを開けてみると正面にでっかく「Roots」と書かれた茶色い箱が出てきました。

正直しばらく悩みました 汗
………………(1分経過)………………。

いやいや、少しくらい覚えてなさいよって感じですが、滅多に応募しない懸賞なのですっかり忘れていました。
いやしかし、金貨に当選してたとしたら変だ。
仮にこれが全て金貨だとしたら、それはもうジャック・スパロウ級の海賊が死戦を潜り抜けてようやく手に入れられる程の量です。
謎は深まるばかりなので、意を決して開封してみることに。
RootsSpecialBoxを開けてみると7つに部屋割りされていて、何かがみっちり詰まっています。
金色の袋が見えますが、どうやら金貨では無さそうです。
でも、ルパン三世のRoots金貨を追えキャンペーンの何かに当選していた事には違いないようで
「厳選なる抽選の結果、あなた様がご当選されました」との事。
こんな大きな物が当たるなんて人生で初めてかもしれない!妙にテンションが上がります。
で、何が当たったのか確認する事に。
ローテーブルの上にずらっと並べてみると、思っていた以上に色々入っていて驚きました。
どうやらRoots関連のお菓子とコーヒーの詰め合わせのようです。

キャンペーンの内容をたいして読まずに応募したので気付いていませんでしたが、コラボ金貨がハズレた人の中から抽選で、このRootsSpecialBoxが当たるキャンペーンとなっていたようです。
よく見ればボトル缶タイプにインスタントタイプと様々なブラックコーヒーたちが脇を固めています。
ブラックコーヒー勢はあっという間に職場のブラックコーヒー好きの元へと旅立っていき、スペシャルボックスのおいしいお菓子やコーヒーたちを堪能する日々が始まりました。
懸賞の難しさを改めて知る
これに味をしめた私。

そう思い、そこから色々な懸賞に応募しまくってみました。
基本的にネット懸賞のみで、少しでもいい!と思えば片っ端から応募してました。
ちゃんとは数えていませんが50個くらいは応募してたと思います。
しかし、決して当たりやすいなんて事はなく、何の音沙汰も無く過ぎていく日々…。
やはり当たらないものですね。私の中で「懸賞 = 当たらないもの」というイメージが再び定着しようとしていた矢先
身に覚えのない荷物が再び我が家に届きます。
また何かが当選した!
届いた荷物はこれ。
でけぇ!そしてまたしてもRoots!
色々な懸賞に応募していた際、実績あるRootsのルパン三世金貨キャンペーンの次に開催されていたRootsのキャンペーンに応募していたのです。
金貨の次のキャンペーンは、月毎に当選商品が変わるといったもので
4月→静岡クラウンマスクメロン(1.2kg×1玉)
5月→ボイルズワイガニ4杯(合計2.4kg)
6月→米沢牛ランプステーキ(150g×3枚)
といった感じで当選商品のラインナップが豪華な食材ばかり。
豪華食材なら、なんでもOKです!そんな贅沢は言ってられませんよ〜
そんな思いで箱を開封してみると…

黒光りの傭兵たちはどうなった?
こうしてブラックコーヒーが苦手な私のもとに、突如として大量に押し寄せてきた「黒光りの傭兵」こと「ブラックコーヒー」

これはコーヒー界の神からのメッセージ?いいから飲めと、飲めばわかるさと。
何か私の理解を超越した大きな力が働いて私に何としてもブラックコーヒーを飲ませようとしているのか?コーヒー界の未来のために。
そんな妄想まで頭を巡ってしまうほどの不思議な懸賞珍事でした。
結局ね、頑張って…いや頑張ってっておかしいですが、少しずつ飲んでみることにしましたよ。ブラックコーヒー「ALOMA BLACK」とやらを。
来る日も来る日も、冷蔵庫を黒く埋め尽くした「ALOMA BLACK」を1本取り出してはチビチビと飲む日々。
1日1本のペースはさすがに苦しかったので3日に1本くらいのペースだったかな、結局2〜3ヶ月くらい「ALOMA BLACK」軍団と対峙していたと思います。
ブラックコーヒーを苦手とする30代男性が2〜3ヶ月飲み続けるとどうなると思います?
答えは
優雅にブラックコーヒーをたしなめるようになるのは、まだまだ先の事になりそうです。