こんなお悩みにお答えします。
ブログ運営で欠かせないのがお問合せ用のコンタクトフォーム。
ASP担当からの広告掲載の相談や、ブログ記事を読んでくれた方がコメントを投稿する時など、ブログ閲覧者とブログ運営者間の連絡手段として、欠かせないツールです。
ですが、スパム対策をしないでコンタクトフォームを設置していると
遅かれ早かれ、国内外からのスパムメッセージが機械的に、それも大量に投稿されてきてしまいます。
このブログも例外ではなく、多くのスパムコメントが短い周期で送られてきて、とても迷惑していましたので、困っている方は多いと思います。
という訳で、この記事では3分ほどでできる、コンタクトフォームのスパム対策についてご紹介します。
目次
スパム対策の前提事項
コンタクトフォームのスパム対策はいくつかありますが、この記事で紹介するスパム対策の前提事項は次の3つです。
- ブログ運用にWordPressを利用している
- スパム対策プラグインとしてAkismetを利用している
- お問い合わせフォームにContact Form7を利用している
当てはまらない場合は、参考程度にご覧ください。
Akismetを利用したスパム対策とは
「Akismet」というプラグインは、 Automattic 社が提供している強力なスパム対策機能なのですが
「Contact Form 7」では、このAkismetのスパム対策機能をうまく利用できるよう、予め設計されているので
利用者であるブログ運営者としては、コンタクトフォームの管理画面から簡単なコードを追加するだけで利用する事が可能です。
コンタクトフォームの各項目に追加するコードは、とてもシンプルな次の3種類です。
対象となる項目 | 追加するコード |
送信者の名前を入力する項目 | akismet:author |
送信者のメールアドレスを入力する項目 | akismet:author_email |
送信者のウェブサイトの URL を入力する項目 | akismet:author_url |
このシンプルなコードをこの記事からコピーして、コンタクトフォームへ貼り付けて保存するだけで完了です。
Akismetには、3つの項目のコードが用意されていますが、全部追加するということではなく、自身のコンタクトフォームで該当するものにだけ追加すればOKです。
具体的な手順を次で解説していきます。
具体的なスパム対策方法
まず、WordPressの管理画面を表示します。
「お問い合わせ」という項目の「コンタクトフォーム」をクリックし、コンタクトフォームの管理画面を表示させます。
コンタクトフォームの管理画面が表示されたら、作成済みのフォーム(このブログでは「お問合せ」)をクリックします。
当ブログのコメント蘭は
- お名前
- メールアドレス
- メッセージ本文
という構成にしていますので、「お名前」「メールアドレス」のコード(赤線部のところ)にスパム対策のコードを追加します。
赤線部が追加した箇所になります。
追加の際は、半角スペースを空けるようにしてください。
追加ができたら、管理画面の下部にある「保存」ボタンをクリックします
管理画面上部に「コンタクトフォームが保存されました。」と表示されたら完了です。
まとめ
この記事ではWordPressブログのコメント欄から投稿されるスパムコメントを、プラグインの機能を利用して対処する方法についてご紹介してきました。
この方法を当ブログで適用してみたところ、コンタクトフォームからのスパムコメントが完全に止まりました。
現在スパムコメントで困っている場合は、ぜひ一度試してみてください。
もし、この対策でもスパムコメントが止まらない方は、WordPressの設定項目「ディスカッション」にある「コメントブラックリスト」に、コメント欄のNGワードを設定してみるのもおすすめです。
繰り返し投稿されるスパムコメントは、自動で投稿されているものがほとんどなので、いつも同じメール文であることが多いです。
普通の読者のコメントではありえない特定のキーワードを、NGワードとして選定してみるのも一つの手です。
ディスカッションの設定方法については以下記事で詳しく紹介しています。
【WordPress】ディスカッションの設定方法を解説
ママリンク先に通知したくない場合はチェックを外しておきましょう。 ② 新しい記事に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける &n ...
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!