ハンドメイド作品が映えるお洒落な台紙を作りたい!
こんな疑問にお答えします。
ハンドメイドのピアスやイヤリングを販売するなら、台紙はとても重要です。
台紙によっては、同じ作品でも、可愛くなったり、カッコよくなったり、作品のイメージが大きく変わります。
せっかくなら、オリジナリティー溢れるお洒落な台紙を作りたいものですよね。
この記事では、ピアスやイヤリングの台紙の作り方についてご紹介します。
これから、ハンドメイド作品を販売してみたいと考えている方は、ぜひご覧ください。
目次
ピアス&イヤリング台紙の作り方
ピアスやイヤリングの台紙の作り方には、次の4つの方法があります。
- 手作業で作る
- 家庭用プリンターで印刷する
- 市販の台紙を購入する
- 専門店に注文する
それでは、順番に詳しくご紹介します。
手作業で作る
ピアスやイヤリングの台紙は、手作業で作ることができます。
用意するもの
- 厚紙やカード型用紙
- マスキングテープやスタンプ
それでは、簡単に作り方をご紹介します。
step
1台紙のサイズを決める
まずは、台紙のサイズを決めます。
参考までに、私が利用しているアクセサリー台紙のサイズ・厚さは次の通りです。
- 縦63mm×横46mm×厚さ0.23mm
見た目のサイズ感としてはこのくらいの感じで、Suicaと比較すると少しコンパクトです。
また、厚みは、官製はがき程度で、指で力を入れると、このように曲がります。
私は、この厚みで満足していますが、人によっては、もう少し厚さがほしいと思うかもしれません。
ただし、あまり厚過ぎる紙を選ぶと、切ったり、穴を開けたりする場合、少し扱いにくくなりますので、注意が必要です。
作り方としては、A4サイズの厚紙をカッターで切るのが一番コストが抑えられます。
こちらの厚紙は、厚さ0.22mmですので、私が利用している台紙の厚さとほぼ同じです。
ただし、何枚も作る場合は、一枚一枚サイズを計ってカッターで切るのは結構大変です。
その場合、カード型の用紙を利用すると、カッターで切る手間が省けるので、とても楽です。
こちらのカード型用紙は、縦67mm×横47mmですので、私が利用している台紙のサイズとほぼ同じです。
厚さは「ポストカード程度の厚み」と説明がありますので、台紙としても充分な厚さがあります。
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2台紙のデザインをする
台紙のサイズが決まったら、次に台紙のデザインをします。
デザインは、全くの自由ですので、どんな風にしてもOKです。
例えば、マスキングテープを使うと、こんな感じの台紙を作ることができます。
他には、スタンプは、一か所押すだけで、手軽にお洒落な仕上がりになるので、おすすめです。
こちらのスタンプは、セミオーダーできるスタンプで、文字の部分を変更して注文することができます。
文字の部分を自分のショップ名にするだけで、自分だけのオリジナルスタンプを作ることが可能です。
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2台紙の完成
台紙のデザインが終わったら、台紙の完成です。
試しに、ピアスをセットしてみます。
ピアスやイヤリングをセットするための、台紙の「穴」の開け方については、また、別の記事でご紹介します。
家庭用プリンターで印刷する
ピアスやイヤリングの台紙は、家庭用プリンターで印刷して作ることができます。
用意するもの
- 印刷用の厚紙
- デザイン用の素材
それでは、簡単に作り方をご紹介します。
step
1台紙のサイズを決める
まずは、台紙のサイズを決めます。
家庭用プリンターで印刷して台紙を作る場合、便利なのはこちらのプライスカードです。
これは、私も、実際にハンドメイド作品の台紙として利用しているもので、サイズ・厚さは次の通りです。
- 縦63mm×横46mm×厚さ0.23mm
ミシン目が付いていますので、デザインを印刷した後は、手で簡単に切り離すことができます。
同じようにミシン目が付いた印刷用紙は、他にも色々とありますので、自分好みのサイズ・厚さのものを選ぶことができます。
また、少し大変かもしれませんが、ミシン目の付いていない厚紙にデザインを印刷し、その後にカッターで切るという方法もあります。
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2デザイン用の素材を集める
台紙のサイズが決まったら、次に、台紙のデザインをするために必要な素材を集めます。
お金をかけずに台紙のデザインを作成するなら、商用利用できるフリー素材が便利です。
ネット上で「フリー素材 イラスト」と検索すると、色々なイラストがたくさん見つかります。
また、細かい部分まで凝ったデザインを作成するなら、素材集を1冊購入することをおすすめです。
素材集とは、デザインの素材となるイラストや写真、文字フォントなどを集めたものです。
ウェブサイト上にもありますが、書籍としても販売しています。
書籍の場合、デザインデータの入ったCDが付いている場合が多いです。
私は、こちらの素材集のデザインが好きで、よく利用しています。
手描き風の細かいイラストが多く、お洒落なカフェの入口に置いてある黒板メニューのような雰囲気を出すことができます。
また、デザインを考えることが苦手な方は、ココナラ、minnne、Creemaなどで、オリジナルデザインの作成を依頼することもできます。
ココナラ は、デザイナーさんの人数が多いですので、豊富なデザイン案の中から好みの雰囲気のものを選ぶことができておすすめです。
ふんわりとしたイメージやコンセプトを伝えるだけで、デザイン案を提案してくれるようなデザイナーさんもいます。
完成したデザインは、画像ファイルとして送ってもらえることがほとんどですので、台紙以外にも使いまわしができて便利です。
価格は、1,000円程と安いものもありますが、5,000円程払うと選択肢がぐっと増える印象です。
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3台紙のデザインを作る
デザインの素材を集めたら、いよいよ台紙のデザインを作ります。
先程ご紹介した、エーワンのプライスカードを利用する場合、「ラベル屋さん」を利用すると便利です。
「ラベル屋さん」とは、エーワン製品のラベルシールやカードに印刷するデザインを作成することができる、無料ソフトのことです。
web版、ダウンロード版、モバイル版アプリがあり、web版はインストールをすることなく手軽に利用することができます。
この画面は、ラベル屋さんで実際にデザインを作っているところです。
集めたデザインの素材データを貼り付けたり、文字を挿入したりすることもできます。
操作はとてもシンプルですので、難しいことはありません。
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4台紙を印刷する
台紙のデザインが終わったら、台紙を印刷します。
一枚の用紙から、たくさんの台紙を作ることができます。
ミシン目に沿って、一枚一枚、手で切り離していきます。
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5台紙の完成
ミシン目に沿って全て切り離したら、台紙の完成です。
試しに、ピアスをセットしてみます。
ピアスやイヤリングをセットするための、台紙の「穴」の開け方については、また、別の記事でご紹介します。
市販の台紙を購入する
ピアスやイヤリングの台紙は、市販の台紙を購入することができます。
こちらの台紙は、既に、ピアスとイヤリングどちらにも対応できる穴が台紙に空いているため、とても便利です。
ですが、既に穴が空いている台紙の場合、付けるアクセサリーの大きさによって穴の位置を調整することができません。
台紙に穴を開ける作業は、それほど難しくはありません。
ですので、このような、穴の開いていないカードを購入して、自分で穴を開けるという方法もあります。
ピアスやイヤリングをセットするための、台紙の「穴」の開け方については、また、別の記事でご紹介します。
専門店に注文する
ピアスやイヤリングの台紙は、デザインから印刷まで全て専門店に注文することができます。
ビスタプリントやラクスルのような、大手の印刷会社でも注文が可能です。
ですが、最低注文枚数が多めに設定されていることが多いため、支払い金額も高くなってしまうことが多いです。
少量の台紙を、出費を抑えて注文したいなら、minnne、Creema、ココナラなどがおすすめです。
minneでは、比較的安く、ショップ名など入れて印刷までしてくれる、可愛いデザインの台紙が色々と揃っています
まとめ
最後にもう一度、ピアスやイヤリングの台紙の作り方をまとめておきます。
- 手作業で作る
- 家庭用プリンターで印刷する
- 市販の台紙を購入する
- 専門店に注文する
どの作り方を選ぶべきかは、その人の環境や状況によって違ってきます。
今どれくらいの台紙が必要なのか、どれくらいの費用をかけられるのか。
また、パソコンや家庭用プリンターの有無でも選べる選択肢が変わります。
ぜひ、自分に合った方法の中から、自分だけの台紙を作ってみてはいかがでしょうか。
以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!