こんな疑問にお答えします。
空中ブランコは、熱海の絶景を眺めながら、美味しいスイーツを食べられるとってもお洒落なカフェ『コエダハウス(COEDA HOUSE)』の隣に併設されています。
なので、空中ブランコへ行く場合はコエダハウスを目指すと分かりやすいです。
以前テレビで紹介されているのを見てからずっと気になっていたのですが、先日、ついに家族で行くことができました。
この記事では、空中ブランコへのアクセス方法やコエダハウス(COEDA HOUSE)について紹介しています。
目次
熱海の空中ブランコの場所
前述のとおり、熱海の『空中ブランコ』は『コエダハウス』の横に併設されています。
そして目的地となる『コエダハウス』は、アカオハーブ&ローズガーデンの敷地内にあります。
『アカオハーブ&ローズガーデン』は、熱海駅から歩いて向かうにはちょっと遠いところに位置しています。
なので、熱海駅から出発する場合は、タクシーまたはバスを利用して『アカオハーブ&ローズガーデン』へ向かいましょう。
熱海駅から「アカオハーブ&ローズガーデン」へのアクセス方法
タクシー
- 乗車時間:約15分
- 運賃:約1500円
東海バス
- 乗り場:6番線
- 停留所:「網代」行きに乗車⇒「ハーブ&ローズガーデン」下車
- 乗車時間:約15分
- 運賃:280円
- 公式HP:東海バスwebサイト、東海バスwebサイト
熱海市内ラウンドバス
- 乗り場:0番線「湯~遊~バス」
- 停留所:「アカオハーブ&ローズガーデン」下車
- 運賃:1日フリーパス800円、1回乗車券250円
- 公式HP:熱海市webサイト「湯~遊~バス」、「湯~遊バス」時刻表
待ち時間を考えると、なんだかんだでタクシーが一番おすすめ。
配車は「DiDi」を使えばササっと呼べるので便利ですよ。
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アカオハーブ&ローズガーデンの詳細情報
「アカオハーブ&ローズガーデン」に入園しても「コエダハウス」にササッとはいけません。言いかえると
少し分かりにくいところにあります。
なので、私たちが実際に行った時の写真と併せて詳細に説明します。
「アカオハーブ&ローズガーデン」の駐車場
写真奥が熱海、手前が伊東方面。
海沿いの道、135号線を熱海方面から来た場合、「アカオハーブ&ローズガーデン」の看板が見えたら、右折して大きな門をくぐります。
門から中に入ると、すぐに大きな駐車場が見えます。
私たちが到着したのは9月末の平日11:00頃でしたが、既に駐車場の半分近くが埋まっていました。
バラが見頃を迎える4月~6月頃の土日は、早めに行かないと満車になってしまうかもしれません。
こちらは、駐車場を上から見た写真です。
駐車場はL字型をしていて、奥の方に大きなスペースが広がっています。
門を入ってすぐのスペースより、奥の方が空いているようです。
駐車場から「コエダハウス」への行き方
駐車場に車を停めた後、駐車場入り口方向に向かって歩いて行くと、ひっそりと現れる登り階段。
「アカオハーブ&ローズガーデン」に入園するには、この階段を登って行きます。
階段に近づいてみると、さりげなく書かれた「ガーデン入園」の文字を発見しました。
階段の途中には、既にローズガーデンに入園しているかのような景色が広がっています!
チケット売り場はこの階段を登り切った先にありました。
こちらがチケット売り場です。
入園料金は以下の通りですが、公式HPに100円OFFになるクーポンもありました。
クーポンを事前に印刷して持って行くか、現地でスマホのクーポン画面を見せれば割引されるようです。
《1/1~5/14、6/11~12/31》
- 大人…1000円
- 6歳~小学生…500円
《5/15~6/10》
- 大人…1300円
- 6歳~小学生…600円
写真はチケット売り場にあったローズガーデン内の地図です。
チケット売り場横の「バス乗り場」からバスに乗って出発すると、5分程で「コエダハウス」近くに到着します。
歩いて行けないこともない距離ではあるのですが…。
ローズガーデンはかなり傾斜のある山の中にあり、「コエダハウス」はローズガーデン内で一番高い位置に建っています。
そのため、チケット売り場から「コエダハウス」に歩いて行くには、急な坂道を登る必要があります。
たいていの人は、チケット売り場横のバスに乗って「コエダハウス」近くまで行った後、坂道を降りながらローズガーデン内を散策するようです。
という訳で、チケット売り場横のバスで「コエダハウス」に向かうことにしました。
チケット売り場横で待っていると、すぐにバスが到着したので、私たちも早速バスに乗車。
バスの車内はこんな感じで、結構広いです。
バスが走り始めると、次第に窓の外には緑豊かな庭園の景色が広がります。
5分程乗っていると、バスが「コエダハウス」近くの停留所に到着しました。
バスは「アカオリゾート公園」の文字が書かれた青色のバスでした。
バスを降りて一番最初に見えるのは「日本庭園 天翔」の看板。
「コエダハウス」は、この日本庭園のすぐ隣にあります。
日本庭園が見えました。まさかローズガーデン内にこんな立派な日本庭園があるとは思いませんでした。
「コエダハウス」は奥に見えている白い屋根の建物です。
白い屋根の建物を目指して、日本庭園の横を歩いて行きます。
とうとう『コエダハウス』に到着です。奥には海が見えていて、とても気持ちの良いロケーションとなっています。
「コエダハウス」の基本情報
基本情報
- 営業時間:9:30~16:00
- 定休日:12月・1月の毎週火曜日(12/29~1/3は営業)
- 電話番号:0557-82-1221
- 席数:店内20席、他テラス席もあり
私たちが行ったのは土曜日でしたので、店内には結構たくさんの人がいました。
店内はあまり広くなく、席数も20席程と少なめです。
ですが、ずっと長居している人は少ないようで、少し待っているとすぐに席が空きました。
外のテラスにも座れる場所がたくさんありますので、天気が良ければ外の方が気持ち良いかもしれません。
「コエダハウス」を紹介
お店の内観
店内に入ると、まず目に飛び込むのはこの組み木。
この「コエダハウス」、実は、日本を代表する建築家・隈研吾さんの設計によって建てられているそうです。
隈研吾さんと言えば、新国立競技場や高輪ゲートウェイ駅を手掛けたことでも知られる、超有名なお方。
建造物に興味がある方なんかも結構訪れているのかもしれません。
店内は全面ガラス張り。
外に広がる木々や海がよく見えて、とても解放感のある空間でした。
店内にはテーブル席の他にカウンター席もありました。
手前にはお土産を売っているスペースもあります。
海を眺めるには断然カウンター席がオススメです。
お土産売り場には、「コエダハウス」オリジナルのバームクーヘンも売っていました。
お店周辺の様子
お店の外にもテーブル席がいくつかありました。
お店から少し離れた位置にもテーブル席があります。
パラソルがついているので、日差しがある日でも大丈夫そうです。
外のテラスには、階段のような段差がいくつかありました。
カフェの席が満席の時は、ここに座るのも気持ちが良さそうです。
「コエダハウス」は高いところに建っているので、海が遠くまでよく見えます。
海を眺めながらしばらくの時間、のんびりと過ごすことができました。
「コエダハウス」のフードメニュー
ORIGINAL MENU
- 熱海タルトフロマージュ・橙(だいだい)(300円)
- 熱海タルトフロマージュ・ローズ(320円)
- コエダクーヘン(320円)
- バラのアイスクリーム(600円)
COFFEE
- 有機コーヒー(HOT・ICE)(400円)
- カフェラテ(HOT・ICE)(500円)
ROSE DRINK
- ローズジュース(500円)
- バラのサイダー(500円)
TEA & HERBTEA
- 紅茶(HOT・ICE)(400円)
- ローズヒップ&ハイビスカス(HOT・ICE)(450円)
- カモミールブレンド(HOT)(450円)
- ルイボスブレンド(HOT)(450円)
JUICE
- オレンジ・みかんジュース(400円)
- アップルジュース(400円)
その他にも、期間限定の夏らしいドリンクや生ビールなんかもありました。
- コエダクーヘン…伊豆で採れた貴重なみかんハチミツを使用したふわふわのバウムクーヘンがカフェメニューとして新登場。優しい味わいをお楽しみください。
- 熱海タルトフロマージュ 橙(だいだい)…熱海の特産品であるミカン科の橙を贅沢に使用したほんのり酸味が効いた当店オリジナルのタルトフロマージュ。熱海へお越しの記念にいかがですか?
- 熱海タルトフロマージュ ローズ…ローズ&静岡県産の紅ほっぺを使用した期間限定タルトフロマージュ。ほんのり香るローズと甘酸っぱい苺の酸味がベストマッチ。
「コエダハウス」のおすすめスイーツ
店内のショーケースにずらっと並ぶ、美味しそうな「熱海タルトフロマージュ」…!
せっかくなので「橙(だいだい)」と期間限定の「ローズ」を食べてみることにしました。
海を見渡せるカウンター席に座って…
奥が「ローズ」、手前が「橙」です。
「ローズ」の上には、小さなバラの花びらが乗っていました。
それでは、いざ実食!!
食べる前は観光地にあるそれなりの味のお菓子かな〜なんて思っていましたが、裏切られました。
とっても美味しかった
見た目的に少し堅いのかな?と思っていたのですが、一口食べてみると中はふわふわタルトはしっとり。
濃厚なチーズをしっかりと感じられて、甘過ぎずとても繊細な味でした。
どちらも美味しかったのですが、特に美味しかったのは期間限定の「ローズ」
静岡県産の紅ほっぺが練り込まれているそうで、苺の酸味と甘味がチーズクリームの中にしっかりと感じられて、あっという間になくなってしまいました。
「コエダハウス」周辺の見どころ
「コエダハウス」は、カフェとしても充分に楽しめるのですが、周辺にも色々と楽しめるスポットがたくさんあります。
熱海のブランコでおなじみ「空中ブランコ」
「コエダハウス」の海側、写真奥に続く、カーブを描く一本道。
左に大きく曲がる遊歩道のすぐ先、晴れの日であれば映えること間違い無しの “写真” が撮れるスポットがあります。
それがこちら。
そうです、これが「熱海のブランコ」と度々テレビや雑誌などで紹介される
「空中ブランコ」もしくは「空飛ぶブランコ」なんて呼ばれている噂のブランコです。
間近で見ると、これがまたハイジのブランコ感全開でして、インスタ界隈でも大変有名なブランコです。
人気のブランコですから気になるのが
待ち時間
私たちが訪れたのは土曜日の午前11時頃、ブランコの前には2組程のグループが並んでいました。
1人あたりの待ち時間=ブランコに乗っている時間、なのでせいぜい1、2分ってところ。
3人組であれば写真取りの時間を入れても大体10分ほど待てばブランコに乗れるといった印象です。
なお、ここで待っている人が多いと、自分の全力ブランコ姿を直視されますので
めちゃくちゃ恥ずかしい!
と感じる人もいるかもしれません笑
熱海駅周辺でお昼を食べてからここに向かう、というプランの人たちが多いためか、お昼の12時を過ぎたあたりからゾロゾロと人が増えてきました。
人が少ないうちにブランコに乗りたいという人は午前中に行くことをお勧めします。
そして、ついに私たちの順番がまわってきました。
少し斜め上を見ながらブランコをこげば、見えるのは海と空のみ。最高です。
ただし右を見てはいけません、待っている人たちと目が合い現実に引き戻されます笑
時間を忘れられる「海辺のハンモック」
「空飛ぶブランコ」のすぐ隣、海辺へと降りて行く道を少し下ったところに、気持ち良さそうなハンモックを発見しました。
見えるのは、ただ目の前に広がる海だけ!
日常も時間も忘れて、いつまでものんびりと過ごすことができそうです。
花と庭園を楽しむ「アカオハーブ&ローズガーデン」
せっかく入園料を支払って入園しているので「アカオハーブ&ローズガーデン」も充分に満喫したいところです。
「コエダハウス」を出た後は、入口までのんびりと歩きながら、自然豊かな庭園を楽しむことができます。
可愛らしいお花があちこちに咲いていました。
きっとバラが見頃を迎える時期は、もっと色とりどりの花がたくさん咲いていると思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回、一番の大きな目的は、『空中ブランコ』に乗ること。
当初は、本当にそれだけでした。
ですが、併設される「コエダハウス」は、カフェとして楽しめるのはもちろん、周辺にも色々と楽しめるスポットがたくさんあります。
絶景を眺めて、スイーツを食べて、思い出になる写真を撮って、庭園を散策…。
熱海駅からは少し遠いところにあるのですが、都会の喧騒から離れているからこそ、非日常空間が堪能できると感じました。
私たちも、時間も日常も忘れてのんびりとした一日を過ごすことができ、大大大満足です。
ぜひ、あなたも、熱海旅行の際に訪れてみてはいかがでしょうか?
それでは。