子育て

【大部屋体験談】母子同室は大部屋と個室どっち?メリット・デメリットは?

母子同室 大部屋 個室 どっち メリット デメリット

 

悩んでる人
もうすぐ出産を控えています。母子同室は大部屋にしようと思っていますが、実際に体験した人の感想を知りたいです。

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

先日、第一子となる娘を出産しました。初めての出産後、母子同室生活は新米ママにとって修行の場でした…。

 

そんな私も、娘を産む前、産後の母子同室を大部屋にするか、個室にするか悩んだ時期がありましたが、悩んだ末、私は大部屋を選びました

 

この記事では、産後、実際に大部屋での母子同室生活を経験した私がこんな事を書いています。

 

この記事の内容

  • 大部屋と個室のメリット・デメリット
  • 次回出産するならどちらにするか?

 

もうすぐ出産を控えていて、今まさに、産後の母子同室を大部屋にするか個室にするか悩んでいる方の参考となれば幸いです。

 

 

目次

大部屋のメリット・デメリット

大部屋のメリット

①なんといっても安い

大部屋と個室、まず一番の違いは金額です。

 

もし、大部屋と個室で金額が変わらないなら、全員が個室を選択することでしょう。

 

私が出産した産院では、大部屋は無料、個室は一泊あたり1万円。さらに、シャワーやトイレがついている部屋となると、なんと一泊あたり1万5千円でした。

 

6泊7日の入院生活、つまり個室を選んだ場合、差額は最低でも6万円!!出産はただでさえお金がかかります。

 

赤ちゃんグッズやマタニティーグッズの購入費、妊婦健診の病院代。そして莫大な入院費用…。

 

 

②ママ友ができる…かも?

私がが入院していた時、4人部屋の大部屋で、なぜか周りは経産婦のお母さんばかり。

 

初産は私一人でした。そのため、ただ一人初心者マークをつけている焦りから、私にはゆっくり同室の人と話す余裕が全くありませんでした。

 

ですが、同室の人たちの中では、仲良くなって「保育園いつから預けます~?」なんて雑談をしている姿も見られました。

 

もしも、同年代のママ友ができていたら、ただただ大変だった入院生活も、もう少し楽しいものに変わっていたかな?なんて思ったりもします。

 

 

③1人じゃないと思える心強さ

私は同室の人とたくさんは話すことはできませんでしたが、それでも、何回かは言葉を交わす機会がありました。

 

深夜、泣き止まない娘を授乳室であやしていた時のこと。

 

何をしても泣き続ける娘を必死に抱っこしていると、「大変ですよね。私も4人目なんですけど…、何回目でもやっぱり大変です。」

 

そう声を掛けてくれたのは同室の方でした。

 

「大部屋で泣いていてもお互いさまなので大丈夫ですよ!」

 

優しい言葉に思わず泣きそうになってしまったのをよく覚えています。初めての出産・そして初めての育児。

 

何もかもが分からずに必死で過ごしている中、もし個室での母子同室を選択していたら、もっと孤独な気持ちになっていたかもしれません。

 

 

④大部屋だったからこそ得られた自信

ママ
高いとはいえ…どうして個室を選ばなかったんだろう。

 

夜中、なかなか泣き止まない娘を抱っこしながら、毎日そう思っていました。

 

入院中は、娘がいつ泣くのかハラハラドキドキ。泣いたらどうしよう!

 

そんなことを常に考え続け、退院する日まで毎日、心休まる時間が全くありませんでした。

 

その時はとにかく大変で大変で…。

 

しかし、そんな風に大部屋で必死に過ごした時間があったからこそ、退院する頃には、その後の生活に対する自信が持てたように思います。

 

 

⑤授乳室で得られた情報

そして、大部屋だったからこそ、深夜に娘が泣き出す度に何度も何度も通い詰めた授乳室。

 

授乳室では助産師さんに悩みを相談することで、たくさんの話を聞き、色々な情報を得ることができました。

 

授乳量に悩み、退院後の生活に不安を感じていた私にとって、助産師さんからもらえた、たくさんのアドバイスは、とてもためになるものばかりでした。

 

もしも個室を選択していたら、きっと授乳室へ行くのが億劫で、もっと個室に引きこもった生活をしていたかもしれません。

 

 

大部屋のデメリット

①夜中に赤ちゃんが泣くと焦る

大部屋のメリットとして挙げた“人との触れ合いがあるということ”。

 

これは一方で大きなデメリットともなります。

 

入院中、昼夜逆転をしている娘は、毎日のように夜中泣いていました。

 

「赤ちゃんが泣いてもお互いさま」

 

同室の方からそう優しい言葉は掛けてもらったものの、やはり娘が泣き始めると焦ります。

 

他の赤ちゃんも起きちゃう!なんとか泣き止ませないと!そう思ってしまう私は、娘が泣く度に焦りまくりでした。

 

どうか泣きませんように…。

 

祈るように過ごす毎日に疲れて、大部屋を選択した自分によく後悔していたものです。

 

 

②夜中のライト調整が難しい

大部屋では、消灯時間になると病室は真っ暗になります。

 

ベッド脇にライトはあるものの、私の入院していた病室ではライトの微調整が難しく、ライトを少しでも点けると明る過ぎてしまい…。

 

大部屋全体が明るくなってしまうので、同室の人に気を遣いってあまり使えませんでした。

 

赤ちゃんのオムツが汚れてしまった場合、おむつ替えをする必要がある訳ですが、大部屋で替えるにはライトを点けないと娘のオムツ状況が全く分からず…。

 

結果、娘が泣いた時はその都度起きて、一晩で何度も何度も、病室から遠く離れた授乳室まで通い詰める毎日でした。

 

今思うと、退院後の生活用に購入していたライトを、入院中も使用していれば良かったなと思います。

 

 

個室のメリット・デメリット

個室のメリット

①大部屋のデメリットが全て解消

個室のメリットは、言ってしまえば大部屋のデメリットが全て解消できること。

 

大部屋のデメリットとして挙げたのは次の2つでした。

 

  • 夜中に赤ちゃんが泣くと焦る
  • 夜中のライト調整が難しい

 

個室では、夜中、赤ちゃんが泣いても同室の人に気を遣う必要は全くありません。

 

これが最大にして、最高のメリットだと思います。

 

部屋の明るさも、誰かに気を遣う必要がないので、自分の好きな明るさにいつでも変更できます。

 

オムツ替えのために、深夜、何度も何度も授乳室に通う必要もありません。

 

 

②面会者も自由に過ごしやすい

他の個室のメリットとしては、面会者を呼びやすいことが挙げられると思います。

 

大部屋では、どうしてもベッド周りのスペースが限られていますので、2人以上の面会があるとベッド周りに全員収まりきりませんでした。

 

面会中、同室の赤ちゃんたちは寝ていることが多いので、夫や家族に面会に来てもらっても

 

ひそひそ声でしばらく話した後、すぐに帰ってしまうということがほとんどでした。

 

入院中で心細い中、夫や家族に少しでも長い時間いてほしいと思うことも多く、個室だったらスペースも広いので

 

もう少し長居してもらいやすい空間なんだろうなと常々感じていました。

 

 

個室のデメリット

①なんといっても高い

お金に余裕があれば絶対に個室派!!の私ですので、個室のデメリットは正直なところ、お金以外に思いつきません。汗

 

無理やり絞りだすとしたら、

 

ママ
個室で1人…。もしかしたら孤独かも?

 

これくらいでしょうか…。

 

 

次選ぶなら大部屋と個室どっち?

次選ぶなら、大部屋か個室か…。

 

一度大部屋の母子同室を経験した今、その経験をもとに、次回出産する時はどちらを選ぶのか?

 

それは、個室に一泊1万円の価値を感じたかどうかになる訳ですが…。

 

結論としては…次出産する時も、私は大部屋を選ぶことでしょう。

 

一度大部屋を経験した今だからこそ、大部屋の大変さ、そして個室の魅力は今まで以上に感じることができます。

 

それなのに、なぜ次も大部屋を選ぶのか?

 

それは、やはり高いからです。

 

大部屋を経験した今だからこそ、

 

ママ
この経験があれば次回も大部屋で大丈夫な気がする!

 

私は、そう思える自信を手に入れました。

 

そして、その自信が、今まで以上に個室を贅沢品と感じさせるのです…。

 

 

まとめ

改めて、大部屋と個室のでメリット・デメリットを挙げると次のようになります。

 

部屋分類メリット/デメリット内容
大部屋メリット
  • なんといっても安い
  • ママ友ができる…かも?
  • 1人じゃないと思える心強さ
  • 大部屋だったからこそ得られた自信
  • 授乳室で得られた情報
デメリット
  • 夜中に赤ちゃんが泣くと焦る
  • 夜中のライト調整が難しい
小部屋メリット
  • 大部屋のデメリットが全て解消される
  • 面会者も自由に過ごしやすい
デメリット
  • なんといっても高い

 

大部屋と個室、どちらを選んでも、隣に赤ちゃんがいる以上のんびりと寝ていることなんてできません。

 

お金の問題はもちろんありますが、一番大切なのは「どちらを選べばより我が子と向き合うことができるのか

 

私はそんな風に考えて選ぶことにしました。

 

この記事があなたの参考になれば幸いです。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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