こんにちは!はなこです。
ハンドメイドアクセサリーの制作にはまってかれこれ7年。
先日、ついにハンドメイドイベントで自分のお店を出店しました!!
当日は目の前で自分の作品を買ってもらえる喜びを初めて知り、とても楽しく充実した一日でした!
ただ、大変だったのは当日よりむしろ前日までの準備期間。


考えることが次から次へと出てきて、てんやわんやの約1か月間でした。
この記事では、初めてのハンドメイドイベント出店に向けて私が準備したことについてご紹介したいと思います。

そんな風に考えている方の参考となれば幸いです。
目次
ハンドメイドアクセサリーの制作
まずはハンドメイドアクセサリーの制作、つまり商品作りから始めました。
これが無くては始まりません!
私の場合、商品にあたるのはピアスやイヤリングなどのハンドメイドアクセサリーです。




どれくらい用意するべきか分からず、とにかく作りまくりました。汗
私は一日のみの出店でしたが、何日間出店するかどうかでも用意する商品の数が違ってくると思います。
お店の場所によっても売れ行きが違ってくるので、売れる個数の予想はなかなか難しいですね…。
「売りたい個数」を用意するよりも、「自分がイメージするディスプレイを埋められる個数」を用意するのが良いのかなと感じました。

ショップカードの制作


ショップカードは自分のブランドをPRするために重要なものです。
ハンドメイドイベントで色々なお店を見てみると、ショップカードはほぼ全てのお店に用意してあります。
私も、出店当日は自分で作成したショップカードを売り場に置いておきました。
これが、想像以上に色々な人が持って行くんです。
アクセサリーを買うかどうか悩んだ末にとりあえずショップカードだけ持って行く人。
色々なお店のショップカードを束のように持っているコレクター風な人…。
通りすがりでさっと持って行く人…!
100枚程用意してあったショップカードは1日のイベントでほぼなくなってしまいました。
ちなみに、私はショップカードに以下の情報を載せて作成しました。
- ブランド名
- オンラインショップのURL
- インスタグラムのURL
- 問い合わせ用のメールアドレス
- アクセサリーの写真
お店によっては業者発注の立派なものを置いてあるところもありましたが…。
私はできる限り安く作りたかったので、厚紙に複数枚分を印刷してハサミでちまちまと切り取って作成していました。
お店ごとにオリジナリティー溢れるデザインのショップカードがあるので、色々と偵察してみると面白いです!
商品が売れた時の準備
商品が売れた時、どんな状態の商品をどんな手順で渡すか、具体的に売れた時の場面をイメージしながら準備しました。

梱包用の袋
売れた商品をそのまま渡すのも…エコでいいかもしれませんが。
私の場合アクセサリーという壊れやすいものが商品でしたので、梱包は必須でした。
梱包用に私が用意したのは以下の4点です。
- シール付の透明OPP袋
- 無地の紙袋
- ブランド名入りのシール
- ラッピング用のオーガンジー巾着
まず、アクセサリーを台紙ごと透明OPP袋に入れてテープを留めます。
さらにそのOPP袋を無地の紙袋に入れて、最後に自分で作成したブランド名入りのシールを貼って紙袋に封。
その紙袋の状態で売れた商品を手渡していました。



ブランド名入りのシールは、シール作成用の印刷シートを買ってくれば自宅のプリンターで簡単に作成することができます。
また、アクセサリーが贈り物用として購入された場合に備えて、ラッピング用のオーガンジー巾着も用意していました。
贈り物用としての購入も一応ありましたが、あまり多くはありませんでした。
お客さんもラッピングの用意をそこまで期待していないように見えたので、ラッピングは特別用意していなかったとしても何とかなったかな?という印象でした。
お釣り用の小銭
すべての商品が千円均一ならお釣りの用意も簡単かもしれませんが…。
そんな訳にもいかないので、商品の値段から必要なお釣りの種類や量を考えて用意しました。
銀行の両替機は、一定期間に対して無料で対応してくれる枚数に上限がある場合があるので、お釣り用の小銭は少し早めに用意しておく方が良いかもしれません。


お釣り用の小銭の収納
私は、小銭を種類ごとに収納できるようなケースを用意して、そのケースにお釣りの用の小銭を入れていました。
色々なお店を見ていると、100均に売っているようなコインケースや空き缶を利用している人が多い印象でした。
また、1人で出店している場合、トイレや休憩などでお店を離れる時にお釣りも一緒に持ち歩く必要があります。
そんな時に備えて「コンパクトに持ち歩けるかどうか」も重要なポイントだと思います。
商品のディスプレイの用意
「ディスプレイ用品」と一言で言ってしまえばそれで終わりなのですが、細かく考えていくと結構色々あるんです。
何回目かのハンドメイドイベントの出店なら、ディスプレイ用品はある程度揃っていると思うのでもう少し準備がスムーズだと思いますが…。
初めて出店する時は全て一から考えていく必要があるので、結構時間がかかりました…!


アクセサリー台紙
「ディスプレイ」のカテゴリに挙げてしまって良いのかわかりませんが、ピアスやイヤリングは台紙が変わるだけで結構印象が変わります。
自分のブランド名を入れて、アクセサリーを引き立たせるようなデザインで…。
色々と考えながら作るのはワクワクします!
イベントに出店する場合は、どんな風に商品をディスプレイしたいかによって台紙作りも変わってくると思います。
何かに吊り下げてディスプレイするなら、台紙に穴を開けてみたり。
テーブルなどに平置きするなら、置いた時に見やすいように傾きが出るようにしてみたり。
どうすればお客さんが取りやすいのか考えながら作るのが大切だと思います。
看板
必ず必要なものではないのですが、あるとお店が華やかになります。
ハンドメイドイベントでは、それはもう、ものすごい数のお店が出店します。
私もお客としてお店を見て周ったことがありますが、たくさんあり過ぎてとても全部のお店は周りきれませんでした。
ファンが大勢ついているようなお店でない限り、周りと一緒のレイアウトでは埋もれてしまいます。
いかにお客さんの目に留まるか、そして足を止めてもらうか。
もちろん看板だけではありませんが、お店の雰囲気作りの一つとして看板作りは重要だと思います。
テーブルクロス
ハンドメイドイベントに出店する場合、たいていの場合は会議用のテーブルとパイプ椅子1つずつが各お店に準備されています。
会議用のテーブルにそのまま商品を陳列するとかなり寂しい印象になるので、テーブルクロスなどをテーブルの上にセットしているお店が大半です。
ほとんどのイベントでは、規約などによりテーブルクロスなどは防火加工されているものであることが定められていると思います。
ですので、そのあたりも考慮して探すのが良いかもしれません。
陳列用の棚
陳列用の棚はお店の印象や商品の売り上げを左右する重要なものですが、これがなかなか難しい…!!
「陳列用の棚」がその辺に売ってると楽なのですが、当然売ってるはずもなく…。
雑貨屋さんで小さめの棚を探したり、お洒落な額縁の上に作品を並べてみたり、試行錯誤の連続でした。
鏡
アクセサリーを売っていましたので、お客さんが試しに合わせてみるための鏡は必須アイテムでした。
ただ会議用のテーブルは低いので、そのまま鏡をテーブルに置くと、お客さんが鏡を見るために低くかがむ必要が出てきます。
私は鏡を陳列用の棚の上に置いて高さを出しましたが、高さを出す工夫を考える必要があると思いました。
ですが、他のお店を見ていると中には「鏡に高さを出さない」作戦を決行しているところもありました。

つまり、お客さんがアクセサリーを手に取ったタイミングで、店主がおもむろに鏡を手に取り…

と、お客さんが合わせやすい位置で鏡を手に持ちながら話しかけ、

それを皮切りにコミュニケーションを取っていくという商売上手な作戦!

ライト
イベント会場はドーム型のホールだったり、ライブもできるような広い会場だったり、大きなイベントの場合、空間がとにかく広いです。
そして、広い会場の場合、天井が高いせいか少し薄暗く感じてしまうことが多いです。
薄暗いと作品の色味がにごるというか…なんだか売り場も暗い印象になる気がします。
明るいお店に人は集まるはず!!
そう思った私はライトもばっちり準備して行きました。
本当はスタンドライトか何かで光々と照らしたいところですが、そのためにはコンセントが必要です。
ハンドメイドイベントでは事前に申し込めばコンセントのレンタルもできる場合が多いようですが、少し高いです。
作品が1つ売れるかどうかも分からないのに出費はできる限り抑えたい…!
ということで、私は電池で光る小さな豆電球がたくさんついたコードを持って行きました。
想像しやすいものとしては、クリスマスツリーによく巻き付いているアレです。
その光の線をお店のテーブルに張り巡らしました。
当日周りを見てみると、あまりそういう装飾をしているお店はありませんでしたので、自分としてはお店を目立たせることができて満足でしたが、通りすがりの人の声は賛否両論でした。
そんな装飾もあるんだ!良いですね~!
なんて声を掛けてきた人もいましたが、一方で
こういうチカチカするライト苦手なんだよね。次の店行こ!
そんな辛辣な意見を言い捨てて去って行く人もいました…。
値札
自分が街で買い物してる時もそうですが、パッと見て値段が分からないのは嫌ですよね。
私自身の行動パターンから考えてみても、良いと思ったら、まずは値段チェック、悩むのはその後です。
ですので、すぐに目に入る位置にくっきりと太い文字で値札を作りました。
私は、このエリアは何円という風に値札を作りましたが、本当は商品一つひとつに値札を付けた方が親切なんだろうなと思いました。

まとめ
ここまで、私自身の経験から、必須!と思ったことを挙げてみました。
細かく挙げると色々とありますが、大きくは以下の3つです。
- 商品作り
- 商品が売れた時の準備
- 商品のディスプレイの用意
ですが、ハンドメイドイベントの準備は「これだけやれば完璧!」というゴールはありません。
あれもやらなきゃ。
これもやらなきゃ。
時間の許す限りいくらでもこだわることができるし、工夫することができます。
次から次へとやることがでてきて、それが大変でもあり、楽しみでもありました。
これから初めてのハンドメイドイベント出店に臨む方は、ぜひたくさん時間をかけて準備から楽しんでいただきたいと思います。
…なんて偉そうなことを言っていますが私もまだまだこれから。汗
もっと研究してこだわりを詰め込んだお店作りをしていきたいと思います。
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