こんな疑問にお答えします。
Google Search Console(以下、サーチコンソール)は、サイトの表示回数やクリック数、訪問した際のクエリ(検索キーワード)などが分かるツールです。
日々変化していくGoogleというプラットフォームの中で、自分のブログの「状態」をいち早く知ることはとても重要です。
ブログを立ち上げたら絶対に設定しておきたいツールの1つです。
というわけで、この記事では、サーチコンソールの簡単な設定方法について、26個の画像を使いながらわかりやすく解説しています。
本記事の手順通りに進めれば10分程度で設定は完了しますので、サクッと終わらせてしまいましょう!
それではご覧ください!
目次
Googleサーチコンソールとは?
サーチコンソールは、Googleが無料で提供している解析ツールのことです。
あなたのブログにサーチコンソールを導入すると、次のような事ができるようになります。
- どんなクエリで検索しているか調査
- 検索クエリごとの掲載順位の確認
- 検索クエリごとのクリック数の確認
- 被リンク情報の確認
- 不要なURLの削除
- ブログで発生してる問題の検出と通知
- サイトマップ、robots.txtの送信
これ以外にも、記事を新規作成したときに、「私のブログはここですよ!」と急ぎGoogleに伝える(インデックスさせる)なんてこともできます。
ブログ運営するうえでは必須ツールとも言えますので、設定してどんどん活用していきましょう!
【簡単手順】サーチコンソールの設定方法
それでは、サーチコンソールの設定方法について解説していきます。
設定方法は現状いくつかありますが、これからご紹介する手順が一番シンプルで簡単です。
以下手順に沿って設定していけば、失敗することはありませんのでご安心ください!
- Googleアナリティクス設定
- サーチコンソールにログイン
- プロパティタイプの選択
順番に説明していきますね。
【手順①】Googleアナリティクス設定
サーチコンソールを設定する時の手順に、「サイトの所有権の確認」というものがあり、ここが少々面倒でした。
ですが、先にGoogleアナリティクスの設定を済ませておくことで、面倒な「サイトの所有権の確認」を自動で終わらせることができます!
ということで、まずは以下記事を参考にGoogleアナリティクスの設定を完了させておきましょう!
GoogleアナリティクスをWordPressに設定する方法【2021年版】
ママすでにアカウントを持っている方は、「【手順②】Googleアナリティクスのアカウント作成」まで読み飛ばしてくださいね。 以下リンクをクリックして、Googleアカウント ...
すでにGoogleアナリティクスは設定済みという方は手順②に進んでOKです!
【手順②】サーチコンソールにログイン
続いて、以下リンクをクリックしてサーチコンソールのページにアクセスしてください。
サーチコンソールの画面が表示されたら「今すぐ開始」ボタンをクリックします。
Googleアナリティクス設定で使用したGoogleアカウントでログインしてください。
【手順③】プロパティタイプの選択
続いて、このような画面が表示されると思いますので、右側の「URLプレフィックス」という項目に、あなたのブログのURLを入力して「続行」ボタンをクリックしてください。
「所有権を自動確認しました」と表示されれば、サーチコンソールの設定は完了です。
「プロパティに移動」をクリックすると、サーチコンソールの管理画面に移動します。
「開始」ボタンをクリックします。
これがサーチコンソールの管理画面です。
サーチコンソールにログインしたばかりの時は、上記画像のように「データを処理しています。1 日後にもう一度ご確認ください」と表示されていて使うことができません。
以上でサーチコンソールの設定は完了です。お疲れさまでした!
サーチコンソールの初期設定
続いて、サーチコンソールの「初期設定」を行っていきます。
初期設定で行うのは次の2つです。
- Googleアナリティクスと連携
- XMLサイトマップの登録
順番に説明していきます。
【初期設定①】Googleアナリティクスと連携
まずは、アナリティクスとサーチコンソールを連携させましょう。
アナリティクスと連携することで、それぞれの計測データを活かしたレポートを確認できるようになります。
サーチコンソールとアナリティクスの連携には、アナリティクスの設定を済ませておく必要があります。
この記事の手順通りに進めていれば、アナリティクスの設定は済んでいると思いますので、早速、アナリティクスとの連携方法についてご説明します!
まずは、アナリティクスの管理画面にログインして、画面左下の「管理」をクリックしてください。
「プロパティ設定」をクリックします。
画面を下の方にスクロールして、「Search Consoleの調整」をクリックします。
「追加」をクリックします。
すると、サーチコンソールの画面に切り替わりますので、「プロパティを選択」をクリックして、あなたのブログのURLを選択してください。
「関連付ける」をクリックします。
「関連付けられているサービス」にGoogleアナリティクスのアカウントが表示されていれば、サーチコンソールとアナリティクスの連携設定は完了です!
【初期設定②】XMLサイトマップの登録
続いて、XMLサイトマップの登録を行います。
1. XMLサイトマップの作成手順
まずは「XMLサイトマップ」を作成をします。
XMLサイトマップは、手動で作ることもできますが、手動だと記事を公開・更新するたびに毎回作って通知する事になります。
非常に面倒ですので、プラグインを使って作成するのがおすすめです!
この記事では、以下2つのプラグインを使った作成手順をご紹介します。(※どちらか1つで作成すればOKです)
- All in One SEO
- Google XML Sitemaps
プラグインをインストールしていない方は、以下記事を参考にインストールをしておきましょう!
【WordPress】ブログ初心者におすすめプラグイン5選【最低限のみ】
ママ今、思い起こせば要らないプラグインも結構インストールしちゃってました。汗 そこで本記事では、ブログ初心者の人におすすめしたい「本当に必要なプラグイン」を厳選して紹介して ...
All in One SEOを使用した場合
WordPress管理画面のメニューから「All in One SEO」→「サイトマップ」をクリックします。
まず、投稿タイプの「全投稿タイプを含める」のチェックを外し、「添付ファイル」のチェックを外します。
同様に、タクソノミーの「全タクソノミーを含める」のチェックを外し、「タグ」のチェックを外します。
続いて、画面を少し下にスクロールして、「高度な設定」をクリック、「画像を除外」は「はい」をクリックします。
最後に「変更を保存」ボタンをクリックしたら、「All in One SEO」を使用したXMLサイトマップの準備は完了です!
XML Sitemapsを使用した場合
WordPress管理画面のメニューから「設定」→「XML-Sitemap」をクリックします。
画面上部、赤枠箇所にあなたのブログのサイトマップが表示されていると思います。
画面を下にスクロールすると「基本的な設定」という項目がありますので、上記画像のとおり、3箇所にチェックを入れてください。
この3箇所にチェックを入れると、記事を公開や更新するたびに、その事を自動でGoogleに伝えて、認知してもらえるようになります!
続いて、少し下に「投稿の優先順位」という項目がありますので、「優先順位を自動的に計算しない」を選択してください。
続いて、少し下に「Sitemap コンテンツ」という項目がありますので、上記画像の5箇所にチェックを入れておきましょう。
続いて、少し下に「Change Frequencies」という項目がありますので、上記画像のとおり設定しておきましょう。
ここは、各ページのあなたの更新頻度(予定)を指定して、Googleに知らせる目安を指定ことができます。
なので、例えば「個別記事の投稿は1週間おきくらいかな」という場合は「毎週」に設定するといった感じでOKです。
続いて、少し下に「優先順位の設定」という項目がありますので、上記画像のとおり設定しておきましょう。
最後に「設定を更新」ボタンをクリックしたら、「XML Sitemaps」を使用したXMLサイトマップの準備は完了です!
2. XMLサイトマップをサーチコンソールに登録
サイトマップの作成が完了したので、サーチコンソールに登録していきます。まずは、サーチコンソールにログインしてください。
サーチコンソールの管理画面が表示されたら、「サイトマップ」をクリックします。
「新しいサイトマップの追加」という箇所に「sitemap.xml」と入力して、「送信」ボタンをクリックします。
「送信されたサイトマップ」のステータスが「成功しました」と表示されれば設定は完了です。お疲れさまでした!
まとめ
この記事では、サーチコンソールでできることや設定方法についてご紹介してきました。
色々と説明してきましたが、ブログを始めたばかりで記事が少ない頃は、ほとんど利用しなくても支障はありません。
とにかく、初めのうちはどんどん記事を書いていくことが重要です!
記事が増えて、ブログ運営にも慣れてきて、さらにアクセス数を伸ばしたいと思った時に、ぜひサーチコンソールをフル活用してみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!