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「ads.txtファイルが含まれていないサイトがあります」エラーを消す方法【Googleアドセンス】

 

悩んでる人
Googleアドセンスの管理画面に「要注意・ads.txtファイルが含まれていないサイトがあります」というエラーが出ていました。このエラーを消す方法が知りたいです。

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

先日、Googleアドセンスの管理画面にアクセスしたところ、このようなメッセージが表示されていました。

 

Googleアドセンス ads.txt エラー

 

「この問題を今すぐに修正してください」ということで、このエラーの対処方法について調査してみました。

 

この記事では「ads.txtファイルが含まれていないサイトがあります」エラーの対処方法について解説しています。

 

この記事の内容

  • そもそも「ads.txt」のエラーとは何なのか?
  • 「ads.txt」エラーの対処方法

 

作業時間は10分程度で済みますので、サクッと対応してしまいましょう!

 

それではご覧下さい!

 

 

目次

そもそも「ads.txt」のエラーとは何なのか?

 

ads.txtは「アズテキスト」と読みます。

 

このエラーは簡単に言うと

 

広告詐欺を減らすための仕組み」があるんだけど、あなたのブログは出来ていませんよ。

 

といった内容のようです。

 

アドフラウド」という広告詐欺を防ぐために、アメリカのIAB(Interactive Advertising Bureau)の研究・開発組織「IAB Tech Lab」が、2017年5月に発表したツール(仕組み)、それが「ads.txt」ということみたいです。

 

現在、ブログやサイトに「ads.txt」を設置することが「推奨」されているようなのですが、義務化はされていないようです。

 

 

ブログ自体にはどんな影響があるの?

 

アドフラウド(広告詐欺)は、収益性の高いブログやサイトのドメインになりすまして、発生した収益の一部を横取りしてしまいます。

 

つまり、広告料を支払う企業側からすると、広告がクリックされても一向に集客につながらないため

 

広告を掲載しているブログやサイトへの評価を下げ、広告掲載を取りやめるなんてことも起こり得ます。

 

広告を掲載しているブログ側からすれば

 

  • 収益の一部が横取りされてしまう
  • 企業側からのサイト評価が下がる

 

といった大きなリスクを孕んでいるということですね。

 

個人ブログとはいえ、多かれ少なかれ、様々な企業の広告を掲載しているメディアである以上

 

アドフラウド対策をしているに越したことはありませんので、「ads.txt」を設置するのがいいでしょう。

 

 

ads.txtのエラーメッセージを消す方法

 

「ads.txt」のエラーメッセージを消す手順は、以下2点で完了です。

 

  1. ads.txtファイルを作成
  2. ads.txtファイルをサーバー上にアップロード

 

それでは、細かな手順を一つずつ説明していきますね。

 

【手順①】ads.txtファイルを作成

まず、「ads.txt」というファイル名で、テキストファイルを作成します。

 

作成した「ads.txt」ファイルに、以下1行を記入して保存します。

 

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

 

赤字の箇所は、Googleアドセンスから発行されたあなたのサイト運営者IDの数字部分に置き換えてください。

 

サイト運営者IDの数字部分は、Googleアドセンスの管理画面にログインして、「アカウント情報」で確認できます。

 

なお、記入する上記1行を「カンマ(,)」で区切ったそれぞれのフィールドには下表のような意味があります。

 

フィールド内容設定値
1広告配信システムのドメイン名google.com
2サイト運営者のアカウントIDpub-0000000000000000
3アカウントまたは関係のタイプ

DIRECT/RESELLER

※Googleアドセンスの自分のアカウントで広告を掲載する場合は「DIRECT」

4認証機関の IDf08c47fec0942fa0

 

これで「ads.txt」ファイルは完成です!

 

 

【手順②】ads.txtファイルをサーバー上にアップロード

次に、【手順①】で作成した「ads.txt」ファイルをサーバー上にアップロードします。

 

当記事では、当ブログで使用しているXサーバーを例にご説明しますが、他のレンタルサーバーであってもやることは基本的に同じです。

 

次の4つを順番に実施していきます。

 

  1. Xサーバー管理画面にログイン
  2. サーバーメニューのファイル管理ボタンをクリック
  3. ルートディレクトリ(/kyuonohohaba.com/public_html/)に移動
  4. 作成してあるads.txtファイルを選択してアップロード

 

それでは順番に見ていきましょう!

 

Googleアドセンス ads.txt エラー

Xサーバーにログイン後、サーバーメニューにある「ファイル管理」ボタンをクリックします。

 

Googleアドセンス ads.txt エラー

自分のブログのドメイン名のフォルダをクリックします。(※このブログの場合は「kyounohohaba.com」)

 

Googleアドセンス ads.txt エラー

public_html」をクリックします。

 

Googleアドセンス ads.txt エラー

次に、画面赤枠内の「ファイルを選択」ボタンをクリックして、先ほど作成した「ads.txt」ファイルを選択します。

 

Googleアドセンス ads.txt エラー

すると、「ファイルを選択」ボタンの横にファイル名「ads」と表示されますので、「アップロード」ボタンをクリックします。

 

Googleアドセンス ads.txt エラー

画面左のファイル名の一覧に「ads.txt」ファイルが追加されました。

 

これで、「ads.txt」の設置は完了です!お疲れさまでした!

 

設置がうまくいっていれば、2日〜6日程度で、エラーメッセージは消えるようです。

 

ads.txt エラーメッセージ

私の場合ですと、ファイルをアップロードした翌日には消えていました!

 

 

まとめ:ads.txtで広告詐欺を予防しよう!

 

この記事では「ads.txtファイルが含まれていないサイトがあります」というエラーを検知した際の、対処方法についてご紹介してきました。

 

正直なところ、この記事を書くまで「ads.txt」の存在すら知らなかった私ですが

 

エラーメッセージが表示されたことを機に、それがどんなエラーで、自分のブログにどんな問題があるのかを知るいい機会となりました。

 

エラーメッセージを消す対処方法も、知ってしまえば決して難しいものではありませんので、ぜひ参考にしてみください!

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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