生後5か月を過ぎ、ついに始まった娘の離乳食。
毎日ミルクをよく飲み、食欲旺盛な娘は、まだ5か月にも関わらず約8kgのジャンボベビーに!
離乳食を始める前、私はまだ気楽なものでした。
しかし、いざ離乳食を始めてみると…、娘、全く食べません。
苦労して作った離乳食を口に近づけると、首を横に振ってあからさまに拒否反応。
スプーンを口に入れると、上手に舌を使って押し出してきました。
心配していましたが、あれこれと試しながら食べさせているうちに、離乳食開始14日目にしてやっと食べてくれるようになりました!
この記事では、離乳食を食べなかった娘が、開始14日目にして、やっと離乳食を食べてくれるようになるまで
色々と試した我が家の試行錯誤のあれこれをご紹介したいと思います。
目次
何が「嫌」なのか確認する
スプーンが口に触れた瞬間、顔をそむけてイヤイヤする娘。
そこで、夫との夫婦会議が始まりました。
娘の大好物であるミルク。
そのミルクをスプーンであげることによって、娘が嫌なのは離乳食なのか、それともスプーンなのか、見極めることに。
スプーンから抵抗なくミルクを飲んでくれれば、嫌なのは離乳食ということになります。
夕方、娘が空腹を訴えて泣き始めたタイミングで、いざ作戦決行!
ミルクを離乳食用のスプーンですくい、娘の下唇に近づけてみました。
すると…、娘は離乳食を食べさせようとした時と同じように、首を横に振って拒否反応!
ということで、娘をスプーンに慣れさせるため、数日間、一日に何回かはスプーンを使ってミルクを飲ませることにしました。
一口目は毎回拒否反応を示していた娘も、ミルクが舌に触れると、あれ?なんか知ってる味?
とでも言っているような困惑の表情を浮かべ、数日かけて少しずつスプーンからミルクを飲んでくれるようになりました。
離乳食にミルクを混ぜる
スプーンからミルクを飲んでくれるようになったもの、やはり離乳食だと拒否反応を示す娘。
この時点で、離乳食開始から3日間が経っていました。
次の作戦として、今度は10倍がゆに普段飲んでる粉ミルクを少量混ぜてみることに。
これは、色々な離乳食の本でも紹介されていた方法だったので、かなり期待していましたが…。
結果、娘の拒否反応は変わらず。
ですが、根気強く、離乳食開始10日目頃までこの方法を試し続けてみました。
結果的に、離乳食を急に食べるようになったタイミングで
粉ミルクの入っていない10倍がゆも食べられるようになったので、この方法に効果があったかどうかは正直よく分かりません。
離乳食にとろみをつける
10倍がゆに粉ミルクを足しながら、同時に行っていたのが、片栗粉で10倍がゆにとろみをつけてみる作戦。
これも離乳食の本に載っていた方法です。
そんな口コミも目にしていましたので、期待大でしたが…我が家の娘にはあまり効果がありませんでした。
とろみをつけてもつけなくても食べっぷりに変化は現れず…。
とろみをつけたことで口からこぼれにくくはなったようで、娘は舌で押し出して口から出すのに少し苦労しているようでした。笑
結果的に、離乳食を食べるようになった今は、とろみをつけなくてもスムーズに食べてくれています。
ちなみに、離乳食のとろみ付けには「とろみちゃん」がかなり便利でした。
水で溶く必要がなく、ふりかけのように使うことができます。
離乳食だけでなく、大人用の料理にも使って、料理の時短アイテムとして活躍しています。
食べる体勢を変える
最初、離乳食を食べさせる時は、娘をバウンサーに乗せ、バウンサーの角度を後ろめに倒した状態で食べさせていました。
ですが、いざ食べさせようとすると娘は前のめりになって、食事エプロンと首の間に離乳食を器用に吐き出す毎日でした…。
そこで、体勢を変えて私の膝の上に座らせて食べさせてみることにしました。
前のめりにならないように娘の姿勢を調整しながら食べさせてみると、飲み込みやすいのか
嫌な顔をしながらもあまりたくさんは吐き出さないようになりました。
食べ始める時間を早める
離乳食を始める前、娘は、起きてすぐのタイミングでミルクを飲ませると、あまり積極的に飲もうとしませんでした。
そのため、起床後は1時間程遊ばせてからミルクを飲ませるようにしていました。
離乳食が始まってもそのスタイルを続けて、起床後1時間程で離乳食を食べさせるようにしていたのですが…。
慣れない離乳食はミルクに比べて食べるのに時間がかかってしまいます。
そのため、途中で眠くなってしまい不機嫌になる日が続出。
不機嫌になった娘はグズグズモードで、とても離乳食どころではありません。
そこで、離乳食を食べ始める時間を、起床後1時間から30分に変更!
大人から考えるとたったそれだけの変化ですが、まだ赤ちゃんの娘にとっては大きい変化だった模様。
最後まで泣かずに食べられる日が増えました。
この方法で、食べている途中の不機嫌は解消されましたが、離乳食の食べっぷりにはあまり変化はなく…。
相変わらず始終嫌そうな顔をして食べ、隙があれば吐き出していました。汗
スプーンを変える
娘のために購入した離乳食用の食器セットには、スプーンが何本か入っていました。
最初は、少し深めのスプーンを使って食べさせていましたが
途中で、フチがよりなめらかな浅めのタイプのスプーンに変更。
すると、今までスプーンが口に入るのをかなり嫌がっていた様子だったのが
そこまで嫌な顔をせずに口に入れさせてくれるようになりました。
この変化はかなり大きかったと思います!
ちなみに、我が家ではこちらの離乳食用の食器セットを使っています。
離乳食に興味を持たせる
最終的に一番効果があったのは、離乳食やスプーンに「興味を持たせる」ことでした。
離乳食を始めてから14日目、いつまで経っても離乳食に対して嫌そうな表情を見せ、隙があれば舌で押し出してくる娘。
半ば諦めの気持ちが出始めた頃、いったん食べさせるのは諦めて、とにかく離乳食に対して興味を持ってもらおう!と考えました。
ニンジンのすりおろしを、ほんの少しスプーンに付着させ、娘に遠くから見せてみたり、近づけてみたりを繰り返しました。
すると…いつもと違う様子に戸惑いの表情を見せながらもスプーンに興味を持ち、触ろうとしてくる娘!
そこで、今度は下唇にスプーンをくっつけてみました。
自分で舐めようとするまで、スプーンは動かしません。
すると…娘、自分で舐めてきました!
自分で舐めた後、「あれ?美味しいじゃん?」とでも言うように私を見つめ、しばらく口の中で舌をぺろぺろ。
さらにもう一度スプーンを舐めて、ニンジンを舐め取り始めました!
この日を境に、今までの嫌がりようが嘘のように離乳食を食べてくれるようになりました。
きっと娘にとっては「自分からの興味」が重要だったのかもしません。
まとめ
離乳食を始めた頃は、娘のあまりの嫌がりように
よくそう思っていたものです。
ですが、段々と食べるようになっていくものなんですね。
娘にとって初めてのミルクや母乳以外の食べものである離乳食。
親が食べさせるために色々と試行錯誤したように、娘にとっても何かコツやきっかけが必要だったのかもしれません。
改めて、娘に離乳食を食べてもらうため、我が家で試した方法は次の7つです。
- 何が「嫌」なのか確認する
- 離乳食にミルクを混ぜる
- 離乳食にとろみをつける
- 食べる体勢を変える
- 食べ始める時間を早める
- スプーンを変える
- 離乳食に興味を持たせる
娘の決め手は「自分で興味を持つ」ことでしたが
そこに行き着くまでの試行錯誤の色々も、きっと何かしらの意味があったと信じています…!
娘が離乳食を食べるようになるまでの試行錯誤の数々が
今、離乳食を嫌がる赤ちゃんと奮闘しているお父さんお母さんの役に立つこと願っています。