子育て

【産後の母子同室の過ごし方】何するの?大変だったことは何?

母子同室 スケジュール 泣いたら 大変

 

悩んでる人
もうすぐ初めての出産。産後の母子同室ってどんな風に過ごすの?

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

赤ちゃんを出産後、お母さんと赤ちゃんが同じ部屋で入院生活を送る「母子同室」

 

どんな風に過ごすのか、赤ちゃんはどんな様子なのか、泣いたらどうするのか

 

実際に過ごしてみないと、なかなかイメージが湧かないものですよね。

 

この記事では、実際に、大部屋で母子同室を過ごした私の体験から、次のようなことについてまとめています。

 

この記事の内容

  • 母子同室はいつから始まるの?
  • 母子同室中のスケジュール
  • 母子同室で大変だったこと
  • 母子同室を乗り切る方法

 

初めての出産を控え、母子同室に不安に感じているお母さんは、ぜひこの記事を読んで、イメージしてみてくださいね。

 

 

目次

産後の母子同室の過ごし方

 

産後の母子同室の過ごし方について、次の2つの内容についてご紹介します。

 

  • 母子同室はいつから始まるの?
  • 入院中のスケジュールは?

 

それでは、順番に詳しくご紹介します。

 

母子同室はいつから始まるの?

 

母子同室が始まるタイミングは、産院によって少し違うかもしれません。

 

また、自然分娩か、帝王切開かどうかでも、始まるタイミングは変わってくると思います。

 

私の場合は、自然分娩で娘を出産し、母子同室は、翌日から始まりました。

 

出産日時母子同室開始
11/10 AM8:00頃11/11 AM10:00

 

母子同室が始まるまでの間、赤ちゃんは、別室で助産師さんがお世話してくれていました。

 

ただし、家族が面会に来た時や、授乳したい時は、入院している大部屋まで赤ちゃんを連れて来ることができました。

 

出産した日は、基本的には自由に過ごすことができましたが、夕方に、少し授乳をする時間と、おむつ替えの方法を教わる時間がありました。

 

それ以外の時間は、産後の痛みと闘いながら、一日中ベッドに横たわっていました。

 

実は、おむつ替えを教わっていた時に、助産師さんから「今日の夜から、赤ちゃんと過ごしても大丈夫ですよ。」と、言ってもらっていたのですが

 

突然の提案に、まだ心の準備ができておらず…。

 

少し休みたいからと、お断りしてしまいました。汗

 

入院中のスケジュールは?

 

私の場合、入院中は、だいたい次のような感じのスケジュールで一日を過ごしていました。

 

時間過ごし方
6:00大部屋の電気点灯
6:00
 ~ 7:00
授乳室で赤ちゃんの着替え・体重測定・熱を測り記録する。全て済ませたら、しばらくの間、赤ちゃんは、毎朝行われる検査の時間。助産師さんに赤ちゃんを預ける。
7:00
 ~ 8:00
赤ちゃんを助産師さんに預けた後は、11時頃まで1人で過ごす自由時間。大急ぎでシャワーを浴び、ベッド周りの整理などを済ませる。
8:001人ゆっくりと朝ご飯
8:15
 ~ 11:00
引き続き1人で過ごす自由時間。この時間は仮眠を取るチャンス。ただし、往診や検査もちょこちょこあるので、結構起こされる。助産師さんの元にいる赤ちゃんの検査が終わると、赤ちゃんが泣き次第、ベッド脇のスピーカーで、赤ちゃんを迎えに来るように呼ばれる。だいたい、10時から11時の間頃に呼ばれることがほとんど。
12:00赤ちゃんと一緒にお昼ご飯。赤ちゃんが泣いたら抱っこしながら食べることも。
12:15
 ~ 18:00
赤ちゃんと大部屋で過ごす。この間に、ほぼ毎日2時間程の講習があるので結構あっという間。講習の内容は、沐浴、ミルク作り、産後の生活についてなど。
18:00赤ちゃんと一緒に夜ご飯。赤ちゃんが泣いたら抱っこしながら食べることも。
18:15
 ~ 21:00
歯磨きなど就寝準備をしながら、赤ちゃんと大部屋で過ごす。
21:00大部屋の電気消灯
21:00
 ~ 6:00
赤ちゃんが泣かないことを祈りながら就寝。3時間おきに授乳&ミルク。泣いたらおむつ替えなど。

 

母子同室中は、初めての子育てに四苦八苦、娘のお世話に追われる日々でした。

 

ちなみに、私が出産した病院では、初めての出産の場合は6日間の入院でしたが、2回目以降の出産の場合は5日間の入院になるようです。

 

沐浴やミルク作り、産後の生活などの講習についても、初産婦は参加必須なのに対して、経産婦は自由参加となっていました。

 

初めての出産で慌ただしく過ごしていた私に反して、同室の経産婦のお母さんたちは、恐らく経験者の余裕も相まって、比較的ゆったりと過ごしていたように見えました。

 

 

母子同室中に大変だったこと

 

私が、母子同室中に大変だったことは次の4つです。

 

  • お尻の痛み
  • 授乳の痛み
  • 赤ちゃんが眠らない
  • 大部屋で気を遣う

 

それでは、順番に詳しくご紹介します。

 

【大変だったこと①】お尻の痛み

 

母子同室中に大変だったことは、お尻の痛みです。

 

出産時に切開した傷が痛み、普通に座ることはもちろん、産後2日目頃までは普通に歩くことも困難でした。

 

どこに行くにも円座クッションを小脇に抱え、円座クッションがあんなにも快適なアイテムだということを初めて知りました。

 

 

【大変だったこと②】授乳の痛み

 

母子同室中に大変だったことは、授乳の痛みです。

 

娘が泣く度に1時間近く授乳し続けた結果、それはもうジンジンと痛みました。

 

乳頭保護クリームといえば「メデラ ピュアレーン」が有名ですが、私も、これ無しでは授乳の痛みを乗り切ることができなかったと思います。

 

 

【大変だったこと③】赤ちゃんが眠らない

 

母子同室中に大変だったことは、娘が眠らなかったことです。

 

母子同室一日目の夜は、泣き叫ぶ娘を前に、一睡もできませんでした。

 

正直なところ、出産前の私は、赤ちゃんって何もしなくても眠るものだと思っていたんです。

 

泣き叫ぶ娘を前に、抱っこの仕方も、抱いた後の揺れ方も、あやし方も、娘との接し方が何も分からず。

 

毎晩のように、抱っこしたり、授乳したり、焦りで汗だくになりながら過ごし、入院中は、夜が本当に長く感じました。

 

【大変だったこと④】大部屋で気を遣った

 

母子同室中に大変だったことは、大部屋で気を遣ったことです。

 

大部屋での母子同室だったため、同部屋のお母さんたちに気を遣ってしまい、少し疲れてしまいました。

 

赤ちゃんが泣くのはお互いさま、ということは分かってはいるのですが

 

やはり、娘が泣く度に、他のお母さんの赤ちゃんを起こしてしまわないか、とても気になってしまいました。

 

同部屋の母子同室では、この悩みは避けて通れないことかもしれません。

 

 

母子同室を乗り切るためのアドバイス

 

実際に母子同室を経験した今だからこそ言える、母子同室を乗り切るためのアドバイスは次の3つです。

 

  • 眠れる時に眠る
  • 夜中に赤ちゃんが泣いたら授乳室へ
  • 夜中のオムツ替えはタッチライトが便利

 

それでは、順番に詳しくご紹介します。

 

【アドバイス①】眠れる時に眠る

 

母子同室を乗り切るためのアドバイスは、「眠れる時に眠る」です。

 

私がそうでしたが、時間があると、今までの生活習慣からついダラダラとスマホを見てしまいがちです。

 

私の場合、これからの育児で使っていけそうなアプリ調査などをついつい隙間時間にやってしまっていました。

 

おすすめアプリはいくつかありますが、特に重宝したのが「ベビレポ」

 

1日1枚の写真とその日の出来事を記録できたり、次回の授乳時間をタイマーセットして通知できる機能など

 

出産直後に特に使いたい機能がまとまっていておすすめです。(無料で利用できます)

 

ベビレポ:赤ちゃんの育児記録や成長曲線アプリ

ベビレポ:赤ちゃんの育児記録や成長曲線アプリ

Permission Inc.無料posted withアプリーチ

 

ですが、赤ちゃんが泣き始めたら、眠りたくてもなかなか眠ることはできません。

 

新生児のうちは、赤ちゃんは昼も夜も関係なく起きるものです。

 

夜に睡眠を取ろうという考えは一旦捨てて、眠れる時に眠るのが、体力回復のためには重要です。

 

ちなみに、入院中は「ホットアイマスク」がかなり重宝しました。

 

温かさと香りでリラックスできるだけでなく、目元が少し暗くなるため、昼間の明るい部屋でもすぐに眠ることができました。

 

 

【アドバイス②】夜中に赤ちゃんが泣いたら授乳室へ

 

母子同室を乗り切るためのアドバイスは、「夜中に赤ちゃんが泣いたら授乳室へ」です。

 

特に大部屋の場合、夜中赤ちゃんがなかなか泣き止まないと、同部屋のお母さんたちに気を遣ってしまい、結構焦ります。

 

実は、私は最初、「授乳室=授乳しに行く場所」と思い込んでいたんです。

 

ですので、夜中、娘が泣き出しても、ずっと大部屋のベッドでなんとか泣き止ませようとしていました。

 

ですが、授乳室は授乳しない人は立ち入り禁止という場所ではありません。

 

授乳室に行けば、同じように泣いている赤ちゃんもいますし、赤ちゃんを泣かせていても全く気になりません。

 

それに授乳室には色々とアドバイスをくれる助産師さんもいます。

 

暗い病室で、1人焦りながら過ごすより、ひとまず授乳室へ行ってしまった方が、お母さんの気分も変わるかもしれません。

 

【アドバイス③】夜中のオムツ替えはタッチライトが便利

 

母子同室を乗り切るためのアドバイスは、「夜中のオムツ替えはタッチライトが便利」です。

 

タッチライトは、入院中に、「もしも持って行っていたら便利だったもの」ナンバー1のアイテムでした。

 

というのも、私が入院していた大部屋のベッドライトは、かなり明るく、明るさの調整も難しかったためです。

 

夜中、娘のオムツを大部屋のベッドで替えようとライトを点けたものの、あまりにも明るかったため、同部屋のお母さんたちに気を遣って、すぐに消してしまいました。

 

仕方がないので、夜中は、オムツ替えの度に何度も授乳室に移動するようにしていました。

 

ですが、もしも、明るさの調整がしやすいタッチライトを自分で持って行っていたら、夜中のオムツ替えがもう少し楽になっていたと思います。

 

 

 

最後に

 

最後にもう一度、母子同室を乗り切るためのアドバイスをまとめておきます。

 

  • 眠れる時に眠る
  • 夜中に赤ちゃんが泣いたら授乳室へ
  • 夜中のオムツ替えはタッチライトが便利

 

娘と母子同室を過ごした6日間は、初めてのことだらけで、大変なことばかりでした。

 

ですが、そんな中でも、毎日少しずつ「こんな感じで過ごせばちょっとうまくいくやり方」も段々と分かるようになっていきました。

 

どんなに大変なことでも、少しずつ進んでいけば、なんとかなるものです。

 

この記事が、もうすぐ出産を控えて母子同室に不安を感じているお母さんの参考となれば幸いです。

 

以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

 

-子育て

© 2023 今日の歩幅