…そう言いたいところですが。
妊娠中増えた体重はいまだ戻らず、お腹の皮は心なしか少したるんだような…。
そんな「外見的な身体の変化」はもちろん、パッと見では分からない「体質の変化」も、様々なタイミングで強く感じるようになりました。
それだけ「出産」は、女性の身体にとって大きな出来事だったのでしょう。
という事で、この記事では、妊娠・出産を経て、産後1年経った今、私の身体に起こっている様々な変化について紹介しています。
それではご覧ください。
目次
急に強くなったアレルギー体質
出産後、一番強く感じた体質の変化は、色々なものに対するアレルギー反応が強くなったことでした。
今までアレルギーって、先天的なものでなければ、急に発症するというより、じわじわ発症するイメージがありました
ですが、出産をきっかけに、結構強めのアレルギー反応が突然現れるようになってしまいました。
出産前は「少し花粉症が怪しいかな?」くらいで、アレルギーとはほぼ無縁の生活を送っていたというのに…!
出産をきっかけに、私が突然アレルギー反応を起こすようになってしまったものは、次の4つです。
- 花粉
- 紫外線
- 結膜炎を引き起こす「何か」
- 虫刺され
花粉
花粉症に関しては、出産の2~3年前から少しずつ発症しているのを感じていました。
ですが、それ程強い症状でもなく、市販の薬を飲んだり飲まなかったりしながら騙し騙し過ごしていました。
それが、娘を出産して数か月後、春の訪れとともに、始まった激しい花粉症。
止まらない、鼻水、くしゃみ、涙。
マスクとティッシュが手放せない生活となりました…。
困ったのは娘の寝かしつけのタイミング。
そう、思った矢先、鼻がムズムズ。
くしゃみで娘を起こしてしまうことが何度もありました…。
授乳中は薬も飲めないので、くしゃみや鼻水を我慢しながらの生活はかなり辛かったです。
紫外線
出産後、よく晴れた日などに、日焼け止めクリームを塗らずに外出すると、首や手の甲などに赤いポツポツが現れるようになりました。
赤いポツポツが現れる箇所は、熱を帯びていて、強いかゆみまであります。
すぐに分かりました。
というのも、私の母も姉もずっとこの症状に悩まされているのを近くで見てきたのです。
母も姉も、子どもの頃から紫外線アレルギーだった訳ではなく、大人になり徐々に発症したようで、
あんたもそのうち発症するわよ。
そう言われながら過ごしてきましたが、娘を産むまで、全く発症の兆候はありませんでした。
まさか、出産が発症の引き金になるとは…!
結膜炎を引き起こす「何か」
娘を出産後、私は人生で初めて結膜炎になりました。
朝起きると、目の周りは目ヤニでびっしり、白目は真っ赤に充血。
初めての体験でしたので、何事かと思いました。
ウイルス性のものかと思い、すぐに眼科に行くと、
恐らくアレルギーでしょうと言われました。
何に対するアレルギー反応かは、検査してもらわなかったので分かりません…。
そして、驚いたのは、人生で初めてかかった結膜炎が治ったその後のこと。
なんと、2か月以内の間に、計5回も結膜炎にかかってしまいました。
そこから数か月経った今、最近は、頻繁に結膜炎になることはなくなりました。
やはり季節的な「何か」に対するアレルギー反応だったのでしょうか…。
虫刺され
蚊に刺されたりすると、かなり激しく腫れるようになってしまいました。
思わずそう思ってしまう程。
強いかゆみと共に真っ赤に腫れあがり、時間の経過と共に、真ん中から膿んでしまったり、周囲が内出血を起こしたりすることが増えました。
もしかしたら蚊ではないのかもしれませんが…。汗
とにかく、虫に刺されると跡が残ってしまう程重症化することが多くなり、夏場の外出は虫よけスプレーが欠かせなくなりました。
噂に聞いていた抜け毛
これは体質の変化と言うよりも、一過性のものでしたが、一応ここに挙げておきます。
「産後は抜け毛がひどくなる」とは噂には聞いていましたが、まさかあんなに抜けるなんて…。
毎日お風呂で髪を洗う度に、手の指と指の間にごっそりと絡みつく髪の毛。
あれはもうホラーでした。
毎日毎日あまりにも沢山抜けるので、いつまで抜け続けるのか少し心配しましたが…。
私の抜け毛は、産後3か月頃から始まり、そこから約6か月後に段々と収まっていきました。
そういえば、妊娠中は、むしろ普段より髪が抜けなくなったのを感じていましたが、出産でこうも色々と身体に変化が起こるとは!
なかなか減らない体重
妊娠中、順調過ぎる程にどんどんと増え続けた私の体重。
なんと、臨月には、出産前の体重+15kgまで増えてしまっていました。
私の妊娠中と産後の体重変化の推移についてはコチラの記事をご覧ください。
妊娠中の体重増加が止まらない!臨月15キロ増【変化の記録】
娘を出産してから約1年経った訳ですが…。
出産前は、2~3kg体重が増えても、少し食事を気を付ければ、あっという間に元の体重に戻っていました。
それが、ここ数か月、色々なダイエット法を試しながら生活していますが、お腹の肉はしぶとく私の身体にしがみついています…。
出産後、家事と育児に追われ、なかなか運動らしい運動もできず、筋肉量や基礎代謝など、色々と衰えてしまったのかもしれません。
以前は「なかなか2kgが落ちないのよね~。」なんて言っている人を見ても、
なんて、ひそかに思っていたりもしていたのですが、今なら痛いほどその気持ちが分かります…。
慢性的な便秘
出産前の私は、便秘とは無縁の生活を送っていました。
それが、娘を出産してからというもの、お腹が張って張って…。
妊娠中、段々と大きくなっていく子宮によって、隅に小さく追いやられていた私の腸たち。
窮屈な思いをしているうちに、うまく機能できなくなってしまったのかもしれません。
出産後は、約1年近く頑固な便秘に悩まされ続けていました。
ですが、毎朝ヤクルトを飲んだり、おからパウダーをヨーグルトに入れて食べたり
腸に良さそうなもの色々と試しているうちに、段々と改善されていきました。
ちなみに、この頃、私が便秘解消のために毎日のように食べていたのは、このおからパウダー。
「得する人損する人」「ホンマでっかTV!」「林先生が驚く初耳学」など、色々なテレビ番組で紹介されていたようです。
まんまと気になって購入してしまいましたが、効果はかなりあったと思います。
些細なことにイライラ
産後1か月程は、本当に些細なことでイライラしてしまっていたように感じます。
思わず、そう思った程。
あの頃、私が特に過敏に反応していたのは、娘に対する「かわいそう」という言葉。
実家に里帰りをして出産していたため、産後約2か月程は、娘と共に実家で生活していました。
その間に、例えば、娘がミルクを吐き戻したり、泣いたりした時に、私の両親が、
あらあら、かわいそうね~。
なんてことをよく言っていたのですが、そんな言葉にいちいち反応しては、
かわいそうなんて言わないでよ!
よくそんな風に怒っていました。
「かわいそう」と言われる度に強い苛立ちを感じ、「なんで育児がちゃんとできないの?」
そう自分を責められているような、おかしな感覚になってしまっていました。
出産してからしばらくは、初めての育児にいっぱいいっぱいで、常に睡眠不足の毎日。
恐らく、あの頃の私は、あまり気持ちに余裕がなかったのかもしれません。
押し寄せる悲しい気持ち
今思い返すと、産後1~2か月は、とにかく精神状態がとても不安定でした。
イライラしたり、急に悲しい気持ちになったり…。
産後しばらくは、なんだか、今まで以上に「時の経過」というものをしみじみと考えてしまうことが多かったように思います。
なんとなく自分の中でまだまだ先のことと思っていた、人生の大きなイベントである「出産」。
いつの間にかその「出産」を通り過ぎてしまったことで、「限りある人生」や「過ぎ去っていく時間」というものを強く感じ
なんだか寂しい気持ちになってしまう日が多くありました。
産後しばらくは、そんな寂しさや悲しさに憑りつかれ、泣いてしまう夜も何度かありましたが、産後1年経った今はだいぶ落ち着きました。
ですが、これは産後の体質変化というより、私の性格的なところが大きいのかもしれません。
まとめ
妊娠・出産を乗り越えた後、私の身体に起こった様々な変化。
妊娠・出産がそもそも変化の連続なのに…。
我が身のことながら、女性って大変だな…なんて思ったりしてしまいます。汗
改めて、産後、私が感じた身体の変化は次の6つです。
- 急に強くなったアレルギー体質
- 噂に聞いていた抜け毛
- なかなか減らない体重
- 慢性的な便秘
- 些細なことにイライラ
- 押し寄せる悲しい気持ち
改めて見てみると、なんだかマイナスなことばかりのような…。
ですが、「娘が無事に産まれてきたからこそこの変化がある」そう思うと、どれこもこれも小さなことのように思えてしまいます。
とはいえ、色々な身体の変化を感じている今、なかなか出産前と同じように快調にはいきません。
今感じている色々な「変化」をしっかりと実感しながら、自分の身体と
そして可愛い娘と、これから向き合っていきたいと思います。それでは。