正直なところ、私がその事実を知ったのは産後間もなくのことでした。
大人の私には「眠ること」があまりにも自然なこと過ぎて、赤ちゃんが自分では眠れないこと
そして、赤ちゃんが眠れなくて泣き続けることは衝撃の新事実だったのです。
母親の体力回復、そして家事の進捗はすべて我が子の睡眠時間にかかっています。
そんな、超重要な寝かしつけ、そして娘の睡眠状況について、我が家のケースを紹介しています。
あくまで、我が家の娘のケースですが、娘の睡眠をめぐる奮闘記が
今まさに同じ月齢の赤ちゃんを育てている方の参考となれば幸いです。
それではご覧ください。
目次
1日の過ごし方
時間 | 内容 |
0:00〜5:00頃 | ずーっと泣く!!ので、ひたすら授乳。3時間毎にミルクを飲ませ、泣いたら再度授乳を繰り返す。寝落ちしたタイミングで娘を布団へ置く。この時間は抱っこしてもなかなか泣き止まず。5:00頃になるとやっと約5〜6時間眠る日々…。 |
14:00頃 | 授乳タイミングの少し前に娘を起こして沐浴。その後授乳し、ミルクを飲ませると、娘はたいていそのまま寝落ち。 |
18:00頃~ | 授乳のタイミングではないのに急に起きて1~2時間程泣くことが多かった。黄昏泣き? |
~0:00頃 | 約3時間毎に目を覚まして泣くが、授乳&ミルクの途中で寝落ちの繰り返し。寝かせていた場所は明るいリビングのクッションの上。 |
0:00 | 寝室へ移動、消灯。足元灯のみ点けた薄暗い部屋で就寝。しかし、娘はたいてい泣いて起きるので眠ることはできず…。 |
昼間の寝かしつけ
昼間はよく眠る娘
赤ちゃんには「寝かしつけ」が必要であることが今だよく分かっていなかった頃。
ただ、授乳後にミルクを飲ませると寝落ちする毎日だったので
今考えるとミルクで寝かしつけをしていたとも言えるのかもしれません。
まだ、娘も授乳タイミング以外、昼間はずーっと眠っていました。
3時間毎に目を覚まして泣く娘に、授乳、そしてミルクを飲ませると
たいてい哺乳瓶をくわえたまま寝落ちしてしまい、次の授乳のタイミングまで眠ってしまう日々でした。
そういえばそんなことを考えて不安になっていた気がします。汗
黄昏泣き?
昼間は授乳の時間以外はずーっと眠っていることが多かった娘。
ですが、生後1か月の終わり頃から、夕方18:00頃になると、急に目を覚まして1~2時間程泣き続ける日がよくありました。
あれが噂に聞く「黄昏泣き」というものだったのでしょうか?
抱っこしてあげるとなんとか泣き止んでくれるものの、私の抱っこスキルがまだ低かったせいか
そのまま抱っこで眠ることはあまりありませんでした。
夜間の寝かしつけ
夜がくるのが怖い
この頃は、毎日、夜がくるのが怖いと思っていました。
22:00〜0:00頃の間で、ミルクを飲ませ終わったタイミングで、娘をリビングから寝室に移動。
眠ったままの娘をベッドに運びこむことに成功!
私も眠ろうと、物音をたてないよう細心の注意を払って布団に入った次の瞬間…。
モゾモゾと動き始める娘…!
薄暗い寝室に響き渡る泣き声。
今日も駄目だった…。
こんな流れが毎日のお決まりでした。
昼夜逆転生活
昼間はずーっと眠っているのに、寝室に連れて行った途端に全然眠らない!
完全に昼夜逆転していました。
そういえば、出産前の両親教室で、「なぜ生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜逆転してしまうのか」について、講師の方が話していました。
妊娠中、お腹の中の赤ちゃんはお母さんが眠っている夜間に活動することで、効率良く栄養をもらっているそうです。
昼夜逆転は、いわば、お腹の中の赤ちゃんにとって、お母さんへの思いやりだった訳ですが…。
それが生まれた後もそのままなので、思いやりのはずの昼夜逆転が、今度は少し大変になってしまうと。
講師の方のそんな話が印象的でした。
そう思おうとするものの、人間、眠れないとなかなか余裕がなくなるものですね。
「早く眠ってー!!」そう願いながら、授乳したり、あやしてみたり、手を繋いでみたり…。
とにかく毎日必死でした。
自分の睡眠を諦める
産院から退院してから、睡眠不足が全く解消されない生活を数日間過ごしていましたが、
そう考えた私はこう思うことにしました。
もともと私は結構たくさん睡眠が必要なタイプだったのですが
「この生活がずっと続く訳じゃない!」そう思うことにしたことで精神的にグッと楽になりました。
とはいえ、やはりずっと眠らない訳にはいかないのですが…。
あまり眠れない生活をしていくうちに、
段々とそんな風に思えるようになりました。
出産前の私には到底考えられません。
ひたすら授乳!!
娘が泣き続ける0:00〜5:00頃までの間、抱っこではなかなか泣き止まなかったので
娘が求めてくるままに、布団の上でひたすら授乳し続けていました。
そう心配して助産師さんに相談したりもしましたが、母乳は赤ちゃんが求めるなら沢山あげても大丈夫。
そう言われたので、娘が眠るまでの間ひたすら授乳の毎日でした。
おかげさまで、生後5ヶ月の今は成長曲線の上ぎりぎり!ビッグベビーです。汗
「寝かしつけってどうすれば良いの?」そう思っていた私にとって
あまり自覚は無かったですが、今思うと「授乳での寝かしつけ」はこの時既に始まっていたように思います。
授乳や抱っこでしか寝ない6ヶ月の娘が10分で眠れるようになったネントレ
ママ娘が眠ってたら一緒にうたた寝しちゃいそうだな~。 出産前、出産後の生活を思い浮かべてこんな妄想をしていた頃が懐かしいものです…。 しかし、そんな平和な妄想 ...
コチラの記事で紹介していますが、娘が生後6か月のタイミングで始めたネントレ。
今思うと、この頃から少し娘の寝かしつけ方法について意識していても良かったように思います。
夜間の睡魔との闘い方
睡眠を諦める決心をした訳ですが、そうは言っても夜中は眠い。
あぐらをかき、授乳したままの体制で、娘の上に覆いかぶさるようにウトウトしてしまう日もよくありました。
そこで、いかにして睡魔と闘うか…考えた私はワイヤレスイヤホンを装着。
授乳してる間スマホでひたすら動画鑑賞をすることにしました。
できれば続きものの面白い動画を見つけることができれば、夜中の数時間に渡る授乳が楽しみとさえ思えるようになりました。
少しずつ昼夜逆転が改善
そんな毎日をしばらく過ごしていましたが、娘が生後1か月になる頃には
娘が泣き止んで眠るタイミングが5:00頃から2:00頃へ、段々と早まっていき、私も少し睡眠が取れるようになってきました。
昼夜逆転生活の中でも、朝は必ず7:00頃にはカーテンを開けるようにしていましたので
少しずつ娘の中で昼夜の区別が付き始めていたのかもしれません。
娘は明け方眠るので、カーテンを開けても眠り続けていましたが…。
最後に
娘が生後1か月経つ頃までは、慣れない育児に睡眠不足で、毎日必死に過ごしていました。
母親の偉大さを身を持って感じた時期でした。
ですが、どんなに大変でも、赤ちゃんってどんどん成長していくものですね。
一番大変だったこの時期も、今思い返すと驚く程あっという間でした。それでは。