子育て

授乳や抱っこでしか寝ない6ヶ月の娘が10分で眠れるようになったネントレ

赤ちゃん 眠らない ネントレ 成功

 

悩んでる人
子供の睡眠に悩んでいて、ネントレが気になっています。実際にやってみた人のリアルな感想が知りたいです。

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

うちの娘は生後6か月からネントレを始めました。

 

子どもの睡眠に悩むお母さんなら「ネントレ」に興味を持っている方も多いのではないでしょうか?

 

かく言う私も、ネントレにはずっと興味がありました。しかし、興味はあるものの、いざ実践するとなると色々な不安が頭から離れず…。

 

試してみるべきかどうかずっと迷っていました。悩んで悩んで始めたネントレ。

 

ですが、いざ始めてみると娘の睡眠に驚くほど良い変化が現れました!

 

この記事では、そんなネントレを始めたことで劇的に変化した、娘の睡眠と我が家の生活についてご紹介しています。

 

それではご覧ください。

 

 

目次

そもそもネントレとは?

ねんねトレーニング、略して「ネントレ」

 

ネントレとは、赤ちゃんの寝かしつけに抱っこや授乳をせず、添い寝などで赤ちゃんが自分で眠る力を身に着けさせるトレーニングのことです。

 

 

私がネントレを知るまでの経緯

赤ちゃんは自分で眠れない

赤ちゃんの「ネントレ

 

私がこの言葉を初めて知ったのは、娘が産まれて1か月後のことでした。

 

娘が産まれるまで、正直私は赤ちゃんって何もしなくても眠るものだと思っていたんです。

 

ママ
娘が眠ってたら一緒にうたた寝しちゃいそうだな~。

 

出産前、出産後の生活を思い浮かべてこんな妄想をしていた頃が懐かしいものです…。

 

しかし、そんな平和な妄想は娘が産まれてすぐに打ち砕かれました。娘が生まれてすぐに知ることになった衝撃の真実!

 

そう。赤ちゃんは自分では眠れないということ。

 

眠くなると泣き叫ぶ我が子。この頃は「夜がくるのが怖い」そんな風にさえ思ってしまっていました。

 

眠いなら眠ればいいのに

眠いなら眠ればいいのに!

 

こんな風に思ったことのあるお母さんは、きっと世の中にたくさんいることでしょう。

 

赤ちゃん 眠らない

 

睡眠不足に耐えて娘を寝かしつけながら、何度このキーワードを検索したか分かりません。

 

私はそこで初めて「ネントレ」という言葉を目にしました。

 

目からウロコ

そこにはネントレを実践したお母さんたちによる、実に魅力的な言葉が並んでいました。

 

  • ネントレのおかげで朝までぐっすり眠るようになりました
  • 自分の時間が持てるようになりました

 

この頃の私は毎日睡眠不足で疲れ切っていました。眠らない娘を腕に抱き、ソファーで一晩中過ごす日々。

 

そんな私にとってネントレの存在は目からウロコでした。

 

ネントレの教科書

そんな経緯で知ることになったネントレ。

 

ネントレについて、もっと詳しく知りたくなった私が購入したのがこちらの本。

 

 

子育て中はなかなか読書の時間が作れないお母さんも多いと思いますが、こちらは漫画になっていますので隙間時間にサッと読めてオススメです。

 

授乳中や抱っこ中に読むなら、スマホで片手でも読める電子書籍版が読みやすいかもしれません。

 

 

ネントレ開始前の生活

ネントレ開始前と開始後では、娘の睡眠状況だけでなく、我が家の生活そのものが大きく変わりました。

 

まずはネントレ開始前の生活について紹介したいと思います。

 

時刻内容
23:00

寝かしつけ開始

23:00~24:00

授乳⇒眠る⇒布団に置く⇒泣く⇒授乳の繰り返し。

寝かしつけ開始から、娘が眠るまではだいたい30分~1時間程。

時には2時間程かかることも…!

娘が眠ったタイミングで私も就寝。

5:00

娘がモゾモゾと起きるので、授乳をして寝かしつけ。

このタイミングは眠いのか授乳後すぐに眠ることがほとんど。

7:00

起床。娘は眠ったまま。

一日で唯一の自由時間!

のんびりテレビを見ながら朝ごはん。

8:00~10:30

なるべく物音をたてないように晩ごはんの下準備。

途中、娘が泣いて起きた場合はその都度授乳で寝かしつけ。

朝は眠りが浅いのか2~3回寝かしつけに行くことも。

10:30

娘起床

10:30~13:00

娘の機嫌が良い間に、掃除・洗濯・自分のお昼ごはんを済ませる。

13:00~14:00

娘とお風呂。

夕方は晩ごはんなどでバタバタするので、お散歩に行かない日はたいていこの時間にお風呂を済ませてしまっていました。

14:00~17:30

授乳で寝かしつけて、娘を昼寝させる。

たいてい30分以内に泣いて起きるので、その都度授乳で寝かしつけ。

泣いて起きる場合は睡眠が足りていないと判断して、泣かずに起きるまでその繰り返し…。

私は寝室とふすまで隔てられたリビングで、娘を起こさぬよう息を潜めて生活。

17:30~18:30

絵本を読んだり、歌を歌ったり、娘がグズらないように遊び続ける。

娘の機嫌によっては抱っこ紐で寝かしつけて抱っこしたままテレビを見てることも。

18:30

夫帰宅

夫が娘の相手をしている間に晩ごはんの準備。

19:00~20:00

娘の相手をしながら夫と2人で晩ごはん。

20:00~21:00

夫が抱っこで娘を寝かせている間に食器の片づけなどを済ませる。

21:00~23:00

眠くてグズる娘をなだめながら就寝準備。

23:00

寝かしつけ開始

 

長くなりましたが、こんな感じの生活を毎日のように繰り返していました。

 

夜は遅く寝かせて、朝も遅く起こすという、大人の生活リズムに娘を付き合わせるような生活を送っていました。

 

 

ネントレ開始後の生活

続いて、ネントレ成功後の生活について紹介したいと思います。

 

まず、結論から言ってしまうと娘のネントレは大成功を収めました。

 

昼も夜も授乳で寝落ちさせるか抱っこでしか眠らなかった娘。そんな娘が、ネントレを始めてすぐに、暗い寝室で手を握るだけで自分で眠るようになったんです。

 

しかも、長くて2時間もかかっていた寝かしつけが、なんとたったの10分に短縮

 

さらに、少しくらい目が覚めても大人の助けを借りることなく、また自分で眠れるように。そのおかげで、長時間継続して眠ることができるようになりました。

 

なんと、朝寝や昼寝は1~2時間、夜は10時間継続して眠ります。

 

ママ
夜中あんなに泣いていたのにどうして?
どういう変化が起こったんだろう?
パパ

 

ネントレ成功後、色々な起床・就寝時間を試しましたが、娘が生後9か月の今は次のようなタイムスケジュールに落ち着いています。

時刻内容
19:15

寝かしつけ開始

19:15~19:30

真っ暗な部屋の布団に娘を寝かせ、娘の手を握って寝かしつけ。

寝かしつけ開始から、娘が眠るまではだいたい10分程

めったに泣きはせず、右に左に寝返りを繰り返しながら、遅くても30分以内には就寝。

娘が眠ったことを確認して、私は寝室をこっそり抜け出す。

20:00

夫帰宅

20:00~21:00

夫と2人で晩ごはん。

21:00~23:00

夫婦の自由時間。ブログを書いたり、夫と映画を観たりのんびりと過ごす。

23:00

夫婦一緒に就寝

5:30~7:00

娘起床

たいてい7:00までには起きるが、もしも起きない場合は7:00にカーテンを開けて起こす。

7:00~9:00

娘に離乳食&ミルクを食べさせ、大人も朝ごはんを食べる。

夫は平日は唯一娘と触れ合える時間。

9:00~9:30

暗い寝室で寝かしつけて、娘を朝寝させる。

寝かしつけ方法は夜と同じように手を握るだけで、たいてい30分以内には眠り始める。

朝寝の時間は30分。昼寝を長くさせたいので、寝すぎないように30分経ったら起こす。

眠っている間に晩ごはんの下準備を済ませる。

9:30~

娘と遊びタイム

11:30

娘に離乳食&ミルクを食べさせる。

12:30~13:30

暗い寝室で寝かしつけて、娘を昼寝させる。

寝かしつけ方法は朝・夜と同じように手を握るだけで、たいてい30分以内には眠り始める。

たいてい1時間~1時間半ほどで目をさますが、もし2時間半以上起きない場合は夜の睡眠に影響するので起こす。

娘が眠っている間に昼ごはんを食べる。

13:30~

娘と遊びタイム

15:00

娘に離乳食&ミルクを食べさせる。

17:00~

娘とお風呂に入る。

18:30

娘にミルクを飲ませる。

18:30~19:15

娘と静かに遊ぶ。

部屋の灯りは暖色系に切り替え、賑やかなおもちゃは片付けて段々と眠くなる雰囲気を作る。

19:15

寝かしつけ開始

 

 

ネントレによって変わった我が家の生活

ネントレ開始前と成功後では、我が家の生活は劇的に変化しました。

 

具体的な大きな変化は次の3つです。

 

  1. 規則正しい生活を送ることができるようになった
  2. 睡眠と食事を区別して生活することができるようになった
  3. 自由な時間を持つことができるようになった

 

①規則正しい生活を送ることができるようになった

ネントレ開始前の娘はびっくりするくらい物音に敏感でした。

 

ちょっとした物音ですぐに目を覚ましては泣き出してしまうため、娘を早い時間に寝かしつけるということができません。

 

お風呂のシャワーの音が遠くから微かに聞こえるだけで泣いていたほどです 汗

 

そのため、就寝時間はどうしても大人と同時にする必要があり、眠くてグズる娘をなんとかなだめながら、家族全員23時頃に寝室へ向かうという生活を送っていました。

 

しかし、ネントレ成功後の娘は多少の物音には全く反応しなくなりました

 

時々隣の部屋から聞こえるテレビの音に反応して目を覚ましてしまうということもあるのですが、たいていはまた目を瞑って自分の力で眠っていきます。

 

娘が物音に寛容になり、長時間継続して眠ることができるようになったおかげで、娘を早い時間に先に眠らせ、大人は別の部屋で起きているということができるようになりました。

 

ネントレ開始前の我が家の生活は大人の生活リズムに娘を付き合わせるかたちになってしまっていました。

 

しかし、ネントレ成功後は、娘を夜早めに寝かせることができるようになり、赤ちゃんにとって理想的な生活リズムで規則正しい生活を送らせることができるようになりました。

 

②睡眠と食事を区別して生活することができるようになった

ネントレ開始前、初めての育児に必死だった私は、娘の生活リズムというものをあまり考えることができていませんでした。

 

朝は眠りたいだけ眠らせる。

 

起床後、娘がグズり始めればすぐに授乳や抱っこで寝かしつけ。

 

授乳で眠らなければ「もしかしてお腹すいてる?」とミルクを飲ませてみる。

 

昼も夜も寝かしつけの度に毎回授乳する日々でしたので、娘のお腹は常にミルクが補充され続ける状態…。汗

 

  • どれくらいの時間でお腹が空くのか
  • 空腹時にどれくらいの量のミルクを飲めるのか
  • どれくらいの時間起きてられるのか

 

そういうことがあまり分からず、意識する余裕もなく過ごしていました。

 

しかし、ネントレ成功後は娘が授乳することなく眠れるようになり、今まで強く結びついていた睡眠と授乳を切り離すことができました。

 

そのため、娘はいつ眠くなるのか、いつお腹がすくのか、私が意識して調整することができるようになりました。

 

「困ればとにかく授乳」の日々から解放されたんだね!
パパ
ママ
食事の時だけ授乳するようになったからね!

 

 

③自由な時間を持つことができるようになった

今まで30分~2時間かかっていた寝かしつけが、たった10分に短縮したこと。

 

そして、大人の生活リズムと娘の生活リズムを区別して、娘を早く寝かせることができるようになったことで、

 

娘が眠った後に自分の自由な時間を持つことができるようになりました。

 

娘が眠った後は、夫婦で映画を一緒に観たり、ブログを書いたり、趣味のアクセサリー作りを楽しんだり。

 

ネントレを始める前は考えられなかった自分の時間をのんびりと楽しんでいます。

 

ママ
当分諦めていた自分の時間…!

 

昼も夜も一度眠ると、まとまった時間継続して眠ることができるようになったので、夜に自由な時間を持つだけでなく、娘が眠っている間に家事もどんどん進めることができるようになりました。

 

ちなみに、ネントレ成功後、我が家で生活必需品となったアイテムは「ベビーカメラ」です。

 

 

 

まとめ:ネントレを取り入れてみて良かった!

この記事では、ネントレによって変化した娘の睡眠についてご紹介してきました。

 

ネントレを始める前、私は、娘が授乳や抱っこをすることなく、自分の力で眠れるようになってくれさえすれば、もうそれだけで充分だと思っていました。

 

しかし、実際にネントレを始めてみると、娘の睡眠や我が家の生活に、想像していなかったような良い変化がたくさん現れました。

 

ネントレをやるべきかどうか、悩んで踏み切れなかった時期もありましたが、こんなに良い変化が実感できている今、ネントレを始めてみて本当に良かったと思っています。

 

こんな我が家の体験が、今まさにネントレを始めてみようか悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

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