前々から「そろそろかな」と考えてはいたのですが、
- もしも娘が泣き叫んだら…?
- 授乳を要求して眠らなかったら…?
そんなことを考えると、なかなか実行に移せずに過ごしていました。
ですが、いざ夜間断乳に踏み切ってみると、思いの外あっさりと成功。
という訳で、この記事では、夜間断乳を決行した時の話について紹介しています。
目次
夜間断乳はいつから始める?
成長状態は赤ちゃんによって違いますので、いつから始めるべきということは、ないように思います。
一般的には、生後6か月を過ぎていて、離乳食や母乳以外の飲み物を受け付けるようになったらという話をよく聞きます。
私の周りでもだいたい6か月~1歳の間に夜間断乳をしたという話を聞くことが多いです。
私の考えでは、お母さんお父さんが「そろそろかな」そう思った頃がその子の「時期」なのかなと思います。
我が家の娘の場合
我が家の場合「そろそろかな」そう思ったのは、娘が生後7か月を迎えた頃でした。
生後6か月頃に始めた離乳食は、順調とは言い難いですが、少しずつ少しずつ食べる量が増えてきた頃。
麦茶はまだまだ飲んでくれませんが、ミルクは大好きで、毎日グビグビと飲んでいました。
娘は、母乳とミルクの混合で、ミルクの割合の方がかなり大きかったように思います。
夜中に決まって一回だけ起きるものの、1分程授乳するとコテンと眠る…というのが毎日のお決まりでした。
授乳後、あまりにもすぐ眠ってしまうので、お腹を満たしているというより
夜中の授乳は娘の中でただの「習慣」になっているような気がしていました。
極たまに、夜中の授乳なしで朝まで眠れる日もありましたので
なんとなく、娘の身体的には夜中の授乳は必要なくなってきているように感じていました。
きっかけは、服薬による授乳禁止
娘が生後7か月を迎え、「そろそろかな」そう感じ始めた娘の夜間断乳。
ですが、いざ夜間断乳を決行するとなると、恐らく泣くことが予想される娘。
授乳を求めて泣く娘の対処法に不安を感じ、なんとなく先延ばし先延ばしにしていました。
そんな訳で、先延ばしにし続けていた夜間断乳なのですが、ある日、決行せざるを得ない出来事が私に起こってしまいました。
それは、突如、私の背中に現れた赤いポツポツ。
その正体は「帯状疱疹」でした。
薬を飲むため、治るまで母乳は封印。
これを良い機会ととらえ、ついに娘の夜間断乳を決行する覚悟を決めました。
娘がちょうど生後8か月を迎えた頃のことでした。
夜間断乳成功のカギは「ネントレ」
娘の夜間断乳があっさりと成功したのは、娘が生後6か月の頃に実行した「ネントレ」の効果が大きかったと思います。
ネントレを始める前、娘の寝かしつけは、毎日ほぼ授乳によって行っていました。
眠る合図は「授乳」、夜中起きても「授乳」、昼寝も「授乳」、とにかく授乳授乳の日々でした。
この頃の娘の生活スケジュールについてはコチラの記事をご覧ください。
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ネントレを始める前は、夜中、娘が泣いて起きる度に何度でも授乳。
寝不足の毎日を乗り切ることに精一杯で、正直、夜間断乳のことなんて1ミリも考えることはできませんでした。
ネントレ成功後も続いていた毎晩一回の授乳
ネントレ成功後、娘は「自分で眠る」力を身に着け、寝かしつけのための授乳は必要なくなりました。
ですが、習慣なのか何なのか、ネントレ成功後も、毎晩決まって深夜2~3時の間に一回だけ起きるということがずっと続いていました。
起きても大泣きする訳ではなく、「うっうっ」と、うめきながらモゾモゾと動き出すので、
空腹を訴えて泣いていても可哀そうなので、抱っこして授乳すると、1分程飲んであっという間に眠る…というのが毎晩の一連の流れでした。
1分の授乳の後は、あまりにもすぐ眠ってしまうので、母乳をしっかり飲んでいるのか、なんとなく怪しい気がしていました。
ですが、もし夜間断乳に踏み切ったら、夜中、時計のように毎晩起きる娘の対処法に不安を感じ、
娘が自然と夜中起きなくなるのを待とうかと思っていました。
突如決行された娘の夜間断乳!泣いた時どうする?
まだまだ夜間断乳を決行するつもりはなかったのですが…。
前述の通り、私が帯状疱疹にかかってしまったことがきっかけで、ついに娘の夜間断乳を決行する覚悟を決めました。
問題は、深夜2~3時の間に、うめきながら起きるであろう娘の寝かしつけをどうするか。
抱っこすれば、恐らくすぐに泣き止んで眠ると思いますが、この先も毎晩の抱っこが習慣になっても困ります。
どんなに泣いてもお腹トントンで眠ってもらうことに決めました。
ドキドキの夜間断乳初日!娘の様子は?
そんな訳で、迎えた娘の夜間断乳初日の夜。
- ギャン泣きされたらどうしよう
- 長い時間泣き叫ばれたらどうしよう
色々な予想をたてながら、不安の中眠りにつきました。
そして、深夜3時頃、今夜も、例のごとくうめきながら起き出した娘。
寝返りして動き始めた娘をひっくり返し、娘の横に身体を寄せて、お腹をトントンと優しく叩きました。
すると数分後…娘は特に泣き叫ぶことなく、またスッと眠りに入っていきました。
私の不安に反し、あまりにもあっさり眠ってくれたので、正直少し拍子抜けしてしまいました。
その後はいつも通り、途中で起きることなく、娘は朝までぐっすりと眠っていました。
夜間断乳で睡眠時間に変化はあった?
予想に反し、あっさりと成功してしまった、娘の夜間断乳初日。
その後一週間程は、毎日深夜2~3時に起きる娘を、お腹トントンで寝かしつける日々が続きました。
そして、一週間が経った頃から、毎晩時計のように起きていた深夜2~3時の覚醒が段々となくなっていきました。
初日以降も大泣きするようなことは全くなく、娘の夜間断乳は無事に成功を収めました。
実は、夜間断乳を始める前、私には、大きな期待がありました。
それは、夜間断乳によって、娘が一回も起きることなく朝を迎えられるようになること。
結果…夜間断乳が成功した後も、娘は毎晩起きてます…。汗
深夜2~3時に決まって起きるようなことはなくなりましたが、今でも一晩のうちに2度程はモゾモゾと寝ぼけたように起き出します。
起き上がった娘を再び寝かせ、お腹を優しくトントンしているうちにまたすぐ眠るので
毎晩授乳していた頃と比べると、私の睡眠不足はかなり解消されました。
娘が起きてしまう原因はよく分かりませんが、赤ちゃんの睡眠は浅いとよく聞きますので、そのせいかもしれません。
そんな訳で、夜間断乳によって娘の睡眠は期待していた程、劇的には変化しませんでしたが
「朝までぐっすり眠るための」大きな一歩を踏み出したように感じます。
最後に
私の不安に反して、あっさりと成功してしまった娘の夜間断乳。
改めて、やはり、成功のカギは「ネントレ」だったと強く思います。
もしも、授乳で寝かしつけをしていた時期に夜間断乳に踏み切っていたら…。
きっと、それはそれは大変だったことでしょう。汗
今、授乳や抱っこの寝かしつけに悩み、夜間断乳を考えている方は、まずは、ネントレを試してみるのも手かもしれません。
とはいえ、ネントレを始めた時にも感じましたが、親が思う以上に子どもは変化に順応です。
「そろそろかな」もしも、あなたがそう感じているなら、今がきっとタイミング!
私はそう思います。それでは。